”エクソダス“と言ったら数少ない私の耳学問の知識によると旧約聖書『出エジプト記』
モーセが虐げられていたユダヤ人を率いてエジプトから脱出する物語・・・
そして映画だとイスラエル建国の映画「栄光への脱出」って言うことになるんですが
この後映画ポーランド映画なんですが
副題にあるように爆弾に取り憑かれた悪党と其れを捕まえる刑事の二人の執念の人生を描いた作品
結構派手な爆破シーンが次々に描出されるもののそれは前半のみ
爆弾処理班の警官を爆殺したことで
刑事によって執念の刑事のが手に捕まって数十年
後半は刑事も爆弾魔もそれなりに歳を取り
何と爆弾魔は今や暗黒街の大親分で蓄えも十分に生活しており
ここ最近ITを駆使してお金持の豪邸の防犯機能を一時無効にして金品の窃盗を繰り返す大学生たち
犯行を決めたこの家には大金と金塊さらに数十丁の銃器があって
金塊と現金をかき集めているとこに家主がなんと在宅していて銃を撃って追い回す
そう前半の爆弾魔の家だったんですね
逃げるときに1人の若者が捕まってしまい全てをはかされるものの
ってことで家主がかつての爆弾魔、そして捕まった若者はなんと因縁の刑事の息子だった
再び因縁の二人の葛藤が刑事の息子を通して再開されるっていうお話
刑事は息子のために相手は悪党だからと知恵を絞ってムスコの救済に当たる
そこはもう悪党も顔負けなほどの悪知恵が働いて・・・
刑事は国家権力ですからねぇ
刑事は国家権力ですからねぇ
警官動員したりと色々画策して爆弾魔を迫っていく間に
窃盗犯の若者も何人か爆弾魔に殺られていく
爆弾魔はこの後半では全く爆弾から離れている行ってしまってて、後半は派手というよりは
刑事の悪徳振りが強調して描かれていきます
アクション映画としてはどことなくきっちりとと出来上がっているのは認めますが
ナレーションに使われる『出エジプト記』の聖書の文言が東洋人には全くどう繋がってるのかがさっぱりでして
このナレーションがタイトルとつながっているんだろうけど
それもこれもよくわかんないけど
映画的には面白く見られただけの作品
2021年製作、ポーランド映画
パトリック・ヴェガ製作・脚本・監督作品
出演:プシェムィスワフ・ブルシュチュ、アンジェイ・グラボウスキ、セバスティアン・デラ、ユステナ・カルウォフスカ、ジャン・フリンキエヴィッチ、トマシュ・デデク、ヤン・ブラホヴィッチ