MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

2年前、行方不明になった学生たちが撮影した卒業制作の映画を観てみたら、森で秘密の儀式に巻き込まれていた話

2024-04-27 20:08:27 | 洋画未公開
まぁこんな超長ったらしいそれも完全なる散文になってるタイトルの作品
一体誰が借りるのやらって
そりゃGEOさんがGW祭りでレンタル100円均一してるからレンタルしてきましたよ
まるで私に借りてくれと言わんばかりの100均まつりでしたねぇ
 
いわゆるPOVの撮影で芸術系の大学に通う仲のよい4人の学生たちはなんとちょっと気に入らないって排除されてた教授たちの不倫現場を抑えようとPOV撮影で尾行したら
不倫どころかまさかの"人間狩り"の真っ最中を撮影してしまうというとんでもなとこに出くわして獲物として強制参戦させられるものの誰かのカメラが止まってなかったために
 
2人は惨殺され、1人は捕まり、1人は瀕死の重傷をおいとこを克明に撮影されていたんですね
普通のファウンドフッテージ映画だとここでカメラの映像が止まってそれでおしまいっていうのが今までのこの手の作品の常套手段のかなり中途半端なバッドエンドでしたが
 
このデジタル時代SNSが極端に全世界に浸透しているおかげでこういったPOVのファウンドフッテージ作品も時代を反映して
1人生き残ってていた女性が警察ではなくてSNSを頼りに本事件の映像を編集しその資料を克明に集めてSNS上で真相を暴くっていう作品だったのね
 
原題は「The Glenarma Tapes」といたってシンプルで事件が起きた森を示していますが
邦題の方は映画の"あらすじ"そのままの散文にしたタイトルでしたねぇ
全く見なくてもわかるけど最後の数分間の全ての真相と行方不明者の発見に犯人まで特定するとこはタイトルに示されていなかったからでしょうか
発見フィルムの再現でプツンと切れてのバッドエンドでない部分をあえて散文タイトルに入れなかったところは輸入会社の矜恃だったのかなと善意に解釈しておきましょう
 
ただ本編見てても邦題に入ってる"謎の儀式"ってなんだったんだろう
そこだけ誰かさんが脚色してたのかなぁ
確かに人間狩りが始まる前に何かやっていたようだけれどよくわからんかったがあれは儀式ではなかったと見てましたが・・・
 
 まぁ主観映像であるPOVですがちゃんと4人がそれぞれカメラ持ってるってことできっちり殺しの場面もしっかりと捉えているのですが
ホラー作品としてのグロさも全く感じられなかったのはちょっと残念でした
そして先にも書きましたがPOV映像がプツリってバッドエンドで映画を終わらせるのではなく
時代を反映させてSNSなんて現代のツールを有効活用してきっちりと犯人を追い詰める展開は新鮮でした。
 
2023年製作、イギリス映画
トニー・デブリン脚本・監督作品
出演:ウォーレン・マクック、ソフィー・ヒル、リアン・アーリー、エミリー・レイミー
コメント (2)
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ヒート・オブ・シティ 現金強奪

2024-04-27 05:05:31 | 洋画未公開
今は違うけどってもTSUTAYAが壊滅的にレンタルDVDから撤退したことで
GEOさん先行だったブルーク配給の作品です
相変わらず月中から月末にかけて3〜4本レンタルリリースしてからセル市場に出荷されますが
まぁ後ほどここのブログでもアップするでしょうが超長ったらしいタイトルのってホラーもいっしょに二本レンタルリリースされておりますが
あんまりタイトルが散文になってるのでちょっとネタバレしとんとちゃうんかいなぁって見るのは控えておりますが
結局見ちゃいますんで・・・
 
ってことでこの作品オープニングはPOV手法で激戦してる夢を見て起きる主人公の絵から始まります
もうオープニングから銃弾の嵐で主人公の過去がシールズの兵士だって語られます
起きて子供って赤ん坊あやしてベビーシッターに預けて主人公が出かけた先がなんと
銀行
それも車中で完全武装してそれぞれ六人がハロウィンのお面かぶって
規則正しく自動小銃構えての銀行強盗
1人も行員やお客を殺すことなく150万ドル無事強奪して規律正しく行外に出たらFBIの捜査員と特殊部隊が待ち受けていて
 
まぁこの手の映画としてはじつにド派手な銃撃戦が街中で繰り広げられていくんですが
そこは捜査陣が多勢に無勢でして移動、射撃、移動、射撃と遮蔽物を利用して警官6名を射殺
コチラも三人やられて1人深傷を助けつつ車乗り換え乗り換えでなんとか逃げおおせた
元シールズの兄弟
 
強奪した現金の洗浄先を探すのと深傷の仲間の治療先を司直の捜査網を掻い潜って探していく中で
なんと行員の1人が弟の妻でこれまたオープニングのベイビーの母親でこの子がなんと病気持ちでお金が必要だったことも明かされていく中で
洗浄先のギャングに捕まって有り金といのちを取られそうになる中で
なんとか起死回生で彼らを殲滅させるものの
FBIの手が身近に迫ってきており
 
弟を逃すために兄は1人でFBIと渡り合うのだった・・・
 
もう100分の尺の75分は銃撃戦の映画
もうこんだけド派手に銃撃戦を見せてくれる作品は最近は珍しい
いや面白かったなぁっていうかスッキリスカっとするほど銃撃戦が楽しめるのもいいやね
でもジャケットのハゲは反転画像だからね
 
映画は温情的な終わり方でもあったし
そうだよねしっかり犯罪者も捕まえてるしお金は返っているしで今更誰得っていうことでしょうかねぇ
子供がかなり寄与していたのも事実かな
 
2023年製作、アメリカ映画
ウィリアム・カウフマン脚本・監督作品
出演:クレイン・クロフォード、マックス・マーティン、ニコイ・バンクス、ジュリエン・ジョイナー、ラッキー・ジョンソン
コメント
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