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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

氷室蓮司 ~日本統一~ 1

2024-04-17 20:00:19 | 漫画
私はふだんコミックっていうか漫画も劇画(・・・死語?)もアニメも見ませんというか、読みませんが
実は今回の「氷室蓮司」映画化に関してビジュアルブックが販売されてることを知り
それを買いに行こうと
そうある意味マニアックなのか人気なのか地元の本屋(三省堂さんなんですが)に置いて無くて
 
こう言った場合予約はしない人でして
新宿まで買いにって電車に乗ったらなんと
今作の映画を『ヤングチャンピオン』が連載漫画にしていてその第一巻が秋田書店から単行本としてはつばいされてたことの車内ポスター見て
漫画本もついでに購入してきました
今日日漫画本一冊税込で700円以上するのね
私が知ってる時代のマンガ本は半額の350円くらいだったんだけどね
 
まぁ映画の辻裕之監督の脚本をそのまんまコミカライズしてるのと
一応登場人物たちのキャラもよく知ってるので
漫画苦手とは言いつつも
すんなり漫画の世界観に入っていけました・・・・
そりゃそうだよね漫画家が絵コンテ書いて一冊の本にしてしまったって感じだもんね
 
今回台湾マフィアの黒龍幇が、昔氷室がたった1人で統一し俠和会傘下にした沖縄の組織が分裂したのに乗じてヤクネタを沖縄に持ち込み
それを氷室と田村とその配下の沖縄出身の翁長とガチンコで黒龍幇を沖縄から排除したことから
悠太の誘拐が始まったことがわかりますし
氷室さんが家族から籍を抜いた訳もしっかりと説明されておりましたねぇ
 
そして氷室がたった1人で台湾に向かったのかもきちんとわかることに・・・
そして台湾では爆弾テロと悠太との絡みの中で氷室さんが台湾警察に捕まるところと
悠太が捕らえられてると思われるビルの爆破でto be continued 
 
映画「氷室蓮司」は2時間の尺の本編ですから、DVDとしてリリースされる時もここで前後編との二部作に未公開部分も入るのかな
それとも劇場公開作品として一本の作品としてリリースされるのか・・・
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アナログ

2024-04-17 05:05:07 | 邦画
個人的に恋愛映画は、そう特に日本映画の恋愛映画は完全に苦手で避けて通るのが常ですが
なんとここきて今月のブログアップに4月新作のリリース数が不足かもってこととセットレンタルにする作品もなくてで
店頭でジャケットを手に取ったのが運の尽き
なんとビートたけしさんが原作の恋愛小説だっていうのと
監督がタカハタ秀太さん、もうこれが決め手でしょ
ここ最近でもどっかに書いておりますが私昔ハロヲタでして、その原点のASAYANのディレクターが高畑秀太さん
ってことでまぁ二宮クンは置いといても波瑠さんなら見てもいいかなって
 
そんなこんなで一応日本映画を積極的に見ていこうという企画にも乗っかっての視聴でしたが
原作がビートたけしさんということで、基本プロットは完全に使い古されてきた日本映画の恋愛映画の枠にきっちりと収まっており
最終的には観客をしっかりと泣かせに来る映画だったのね
さらにセリフとして“僕だけ夕立”とか寄席に関してのセリフとかがあったりで
そこはたけしさんやなぁって見てて
見終わって調べたら脚本が港岳彦さんっていうのでこれまたびっくり
港さんの作品は「私の奴隷になりなさい 」のエロチック大作とか様々なエロチックOVとかの作品でしか見たことなくて
こんな純愛映画の脚色もできるんだって改めて・・・
 
先に書いたように純愛ストーリ映画としては実に手垢のついたシノプシスでしかないわけで・・・っていうのもラスト恋人を病気とか不治の病とかへ持っていくのは昭和のプログラムピクチャーの常套手段でもあったわけで
戦後ではあるものの昭和を平成令和と合わせてもそれ以上に長く生きてこられたたけしさんにしてみれば、エンタメ作品として結構刷り込まれてきてるプロットでもあったんでしょうね
ってことで令和やゆとり世代って言われてる輩と違って昭和の男はこう言った落としかたには泣けんのよね。逆にそうきたかって楽しませてもらいました・・・

劇中では波瑠さんがスマホを持たない主義の人という設定になってて
二宮君との逢瀬は二人の出会ったピアノっていう喫茶店で毎木曜日に会うという約束だけ
ですから相手が突然何か起きても連絡が来ないから待ちぼうけ
なんでお互い連絡手段を持たないままこう言った関係に発展していくっていうのも一つのドラマではあるのですが
それをどうのこうのとは言いませんが ピアノという喫茶店のマスターが2人に好意的であるという関係が見える中で
突発的に今日は行けないっ
と喫茶店に電話するでしょ普通なら、携帯やスマホのない昭和はそうだよあらゆる手段で連絡入れるようにしていたぜ
先程の喫茶店への電話連絡とか駅での待ち合わせでも各駅に伝言板なるものがあった時代でしたよね
 
そんな時代を反映して映画ではなんと糸電話で愛を告白させてみたりと色々手法を凝らしてくれていましたが
そこまでちょっとイラってしつつ喫茶店に伝言入れろやってみていたものの
それをしてしまうと
オチの自動車事故っていうプロットが生きてこないっていうことが判明したときに
なるほどうまく帳尻あわせてきやがったなぁって思わされた。
これもたけしさんの意図だったのかなぁ
原作相変わらず読まないからねぇそこはわかんねぇけどもう
 
ある意味この作品って純愛物語って私書きましたが
この映画の根本は連絡手段のつかない男女のすれ違いを描いてるってことからすればこのすれ違いコンセプトの基本は昭和日本のメロドラマですよね(韓流メロドラマのドロドログチャグチャとは根本的に違うんです)
 
波瑠さんでお腹いっぱいにさせてもらった映画でしたが
主人公の悪友を演じた桐谷健太、浜野謙太のWケンタが設け役の映画でもあったなぁ
 
2023年製作、日本映画、「アナログ」製作委員会作品
ビートたけし原作、港岳彦脚本、タカハタ秀太監督作品
出演:二宮和也、波瑠、桐谷健太、浜野謙太、藤原丈一郎、坂井真紀、筒井真理子、宮川大輔、佐津川愛美、鈴木浩介、板谷由夏、高橋惠子、リリー・フランキー
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