MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。

2024-04-02 20:08:37 | NET配信映画
 もう時代的にこういう時代になってしまったのね
橋本環奈、岩田剛典、夏菜、桐谷美玲、ムロツヨシ、キムラ緑子、真矢ミキ、佐藤二朗と監督福田雄一でなんと劇場未公開で配信専用の映画
もうここまで時代がきてるのね
っていうこと一応日本映画を積極的に見て行こうという企画とハシカンで視聴しようと思うていたら
私めの使わして頂いてるGEOさんには何故か未導入
ってことでセル購入でのコレクションに・・・・

”赤ずきん“も“シンデレラ“もどちらも確かグリム童話の主人公
そんな二人が一本の日本映画でコラボするミステリー作品でして
探偵役に赤ずきんちゃんですからねぇ
もう見る前からワクワクしてましたが
まさか犯人をこう持ってくるかって予想外の展開にはこっちがしてやられたし
そうきたかっていうだけあってちゃんと伏線も張ってあり
それを回収しつつのクライマックスでの“犯人はお前だ!!”のは謎解き説得力はお見事でしたし

舞踏会やガラスの靴は単なる謎解きの小道具に過ぎないのね
それでもカボチャの馬車がまさかの・・・しちゃうなんてねぇ
これって原作ありきなんですね
そして更に原作は漫画化されての映画化ですからねぇ
シンデレラのプロットを生かしつつ赤ずきんと合体させてきっちりとした王子様の愛の物語に昇華させて行く見事さにはお口あんぐり
誰でも知ってるからこそこういう風にアレンジできるんだっていう見本

よくは知らないけど原作は何本かある?ようですので
これってシリーズ化されていくのかなぁ
ミステリーとしての底は浅いけど童話の主人公たくさんいるからねぇシリーズ化はできるよね
ただ映画となるとお金食うからねぇ配信でどこまで行けるのやら

軽い気持ちでその場限りで時間潰しに見るのにちょうどいい作品
福田雄一作品にしては佐藤二朗さんがはじけ足りなかったかなっていうかムロさんもね
逆に真矢ミキさんが変に一人浮いたように弾んでいたような

2023年製作、日本映画、 Netflix製作・配給作品
福田雄一共同脚本・監督作品
出演:橋本環奈、新木優子、岩田剛典、夏菜、若月佑美、桐谷美玲、ムロツヨシ、加治将樹、長谷川朝晴、犬飼貴丈、山本美月、キムラ緑子、真矢ミキ、佐藤二朗
コメント (2)
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PHANTOM ユリョンと呼ばれたスパイ

2024-04-02 05:05:44 | 韓国映画
いよいよ明日から4月のレンタル新作のリリースが始まりますので
その前に先月3月に購入しておいたこの韓国映画を見ておきます。
 
時代設定が1933年ということで、今の韓国だけではないんです朝鮮半島全体が日本によって統治されていた時代
韓国側から言わせれば失われた35年といういわゆる日本統治下の暗黒時代
いや実際は日本によって朝鮮半島のインフラが整備された35年でもあったわけですが
韓国人の気持ちの問題として気位の高い民族ですから統治されること自体が屈辱な訳で
その時の感情が100年近くだった今でもくすぶり続けているわけでの
義務教育での反日教育に反映されてるわけで
 
そんなこんなでまぁ日本人が見たらちょっとっていうような抗日映画を一本の娯楽映画という体裁で作ってこうやって令和の世代の日本の若者にも知らしめようという戦略なのかも・・・
まぁ日本人にとっては目を背けてはいけないそんなこんなな映画ですが、娯楽映画としては一級品に仕上げてる韓国映画界の底力を見せつけてくれる作品でもありまして
2時間13分全く中だるみしない作品でした。
 
まぁ抗日どうこうや、反日に関してとやかく言う前に
韓国人俳優さんたちが日本語をセリフとして喋る
それもなんと映画の八割くらいが日本語という映画でしたし
なんとその日本語台詞にも<>付きで字幕が付くと言う作品
字幕スーパーに関しては日本の配給会社があえてつけたんでしょうね
やっぱ全体の8割を韓国人俳優に日本語で喋らせてるとこにイントネとか聞き辛さがあるのでそこいらを考慮して見せたと言うことなのかな
 
映画的にも日本軍が韓国総統の交代に関してテロ行為が行われることを未然に防ごうという事で
暗殺司令を受けた“幽霊(ユリョン)は誰だ”って探すお話を
なんとスパイ活動の様々な様子を見せながら暗殺者と思しき人物を
ジャケットの中の5人に絞り込み
ホテルに集めて腹の探り合いをさせていくんですが
最終的にユリョンはちゃんと明かされますが
クライマックスでの銃撃戦が一番の見せ場でしたかねぇ
 
映画館を連絡場所にしたり、映画ポスターのいわゆる惹句文字を連絡に使ったり
また拷問シーンもあって、その痛みも見てるこっちに伝わるほどの演出力といい
やっぱ国策で映画を世界戦略にしてるお国柄ですからねぇ
そこいらの日本映画は全く太刀打ちできはしませんやねこういった映画は
 
2022年製作、韓国映画(日本公開作品)
イ・ヘヨン監督作品
出演:ソル・ギョング、イ・ハニ、パク・ソダム、パク・ヘス、ソ・ヒョヌ
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