今月にOAされた日本映画専門チャンネルの恒例企画番組“おとなの桃色シネマ白書”野4月分の二本目はこの作品
2005年製作の作品ですが、下北沢を舞台に若い2人の女性ノー生き様というか生き方を淡々と活写していくだけの作品ですが
そこには当時生きる女のこの息吹が心地よく聞こえてくる作品でした。

同居する男(吉岡睦雄)をいきなり酒瓶で殴り家を飛び出して漫喫で過ごす向夏さん演じる朱美は、平沢里菜子演じる漫画家の卵のきょうこと漫画の取り合いから仲良くなり
彼女の家に転がり込むが、きょうこは体を売って生活しており朱美を仲間に引き入れようとするものの
彼女はほとんどのってこずに不思議な関係が続いていくものの
朱美は男と別れることもなく男も女出入り続けつつ朱美に帰るように説得を続けるというほんと変な映画
20年前の下北だロケしておりまして
なんとラストシーンでこの映画を見ていたことを思い出しました
それだけ強烈な意表をついてくるラストシーンですが
それ以前に古物商でカエルの着ぐるみが出てきた時点で既視感抱いたんですよね
そうこれって私見てたんですよね
その時の映画タイトルは「かえるのうた」って言う作品だったと・・・


下北が舞台の映画なのにきょうこと朱美が別れる京王線の駅って下北ではなかったのね
当時も今も井の頭線下北沢ホームは“島ホーム”ですが、朱美のバックにはもう一つホームが見えてるんですね
一体どこの映画だったんだろう
ラストシーンは2005年当時の下北南口の駅前空間でしたねぇ
後ろに見えてるマックは中華そばの元第一元だった場所
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2005年製作、日本ピンク映画、国映作品、新東宝配給
いまおかしんじ脚本・監督作品
出演:向夏、平沢里菜子、吉岡睦雄、佐藤宏、七瀬くるみ、山岸一将、伊藤猛、卓田永三、田山雅哉、川瀬陽太、田尻裕次、坂本礼