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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ジャン=クロード・ヴァン・ダム/ファイナル・ブラッド

2017-09-09 18:56:54 | 洋画未公開
ヴァンダムと言うことで、こっちが過剰に期待しちゃったのか
どこがどうと言うこともない映画でして、ヴァンダムにしてはキレのないアクションやし
内容がこれまたようわからん(焦・・・汗じゃないんですよ、この字が正解
私自身よくわからなくて”焦れったい””焦って”いたりの感情が残るのみな映画
未公開それもWOWOWでの先行にもかからないのがわかる

オープニングでの冷戦終了後の東ヨーロッパの国々の内乱の説明がこれまた理解できずにいたりするのですよ
だって基本的なシノップスは現代のロスの病院で起きる暗殺集団とヴァンダムの殺し合いに終始してるんですから
ま、病院の女性看護師さんも絡んできてましたが

でお話は病院のERに緊急搬送されてきたヴァンダムを偶然受け付けた看護師さん
病院内での殺し合いが終わって、一人生き残った看護師さんを
一体何があったのかをFBI庁舎取り調べ室で聞き取りをするところから始まる

看護師が記憶とかを思い起こしながら話始める内容が映像化されていく寸法の映画なんですが
ヴァンダムがなぜに病院に来たのか追々わかっていくと言うのは映画としてのセオリーは言うまでもないのですが
ヴァンダムを狙う暗殺者集団となにゆえに殺しあいをするのか
それがよくわからないままヴァンダムのアクションを楽しめればそれはそれでいいのですが
先にも書いたようにヴァンダムのアクションにキレがなく

強いんだか弱いんだか、一緒に殺し屋に終われるヴァンダムに着いた看護師も命を一緒に狙われて
逃げつつも自分の身は自分で守らねばと病院のそこいらにある医療用小道具で暗殺者を倒しちゃうんですねぇ

FBIも看護師の行動を不可解に思いただして行くんだけども
彼女に不審な点は見つからず、窮鼠猫を噛むと言うか火事場のクソ力での過剰な正当防衛と言うことで・・・

皆死んでると思いつつもヴァンダムだけが病院から逃げおおせており
看護師さんも無事に解放されていましたが
実はラストシーンでは驚愕の二段構えのどんでん返しが用意されていて・・・

脚本家はこのどんでん返しのアイデアが先に浮かびそれに会わせてプロットを構築していったんじゃないのかなぁ
整合性の合わないところもあったりするんですが
ラストの二段オチのどんでんの二段目の整合性のあわなさに気づかなかったんだろう

ヴァンダム映画にしては実に冴えない作品
お子さんとヴァンダムの共演も活かされていなかったし・・・全く残念としか言い様のない映画
マリア・コンチータ・アロンゾもフケたよね

2017年製作、アメリカ映画
ピーター・マロタ監督作品
出演:ジャン=クロード・ヴァン・ダム、ピーター・ストーメア、オータム・リーサー、ダニエル・バーンハード、クリス・ヴァン・ダム、マリア・コンチータ・アロンゾ

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