日本映画を積極的に見ていこうという企画で視聴した作品
個人的に私は漫画もアニメも見ないし、映画の情報をも入れないひとですから
いわゆるヤンキー漫画の一本だったんですね原作は
通りで主人公の海星は喧嘩が強いはずだわ
軍艦島をモチーフにして作られた青春映画でもあり
愛する人を亡くした父息子との挫折と再生を描いた作品だったと思えるんですが
そう軍艦島は石炭ブームによって1974まで海底石炭を放り尽くした人工島
遠くからの眺めが軍艦に見えるとこからついた俗称ですが端島って言うのが本当の島名
石炭ブームによって炭鉱夫家族が一島に住み込んで生活
掘削は一日三交代制で掘りまくった島
人口は膨らむ一方で居住区は上に進行するしかなく
今でいうタワマンの当時は団地というような居住棟が10階以上の中にみんな住んでいて
小中校日本映画館まで島には存在していたようです
私自身もお仕事の関係でって高校に勤めていたもんだから修学旅行で長崎二泊福岡二泊の九州修学旅行旅行で、生徒の希望者募って10数人の生徒と教員2名で業者さんに頼んで許可申請してもらって
後学のためにガイドさん付きで上陸させてもらいましたけど
その時建物の外壁が崩れやすいのでどこにまさわるない、さらに小石一つでも島のものは持ち出さないって厳重に言われたし
いけない場所もあったりしたものの
高層建築の廃墟に圧倒されしまいましたし、船ニモ酔った記憶が今でも・・・
先に書いたように島が閉鎖されたのが1974年という事で
この映画の時代設定がいつだかは不明ですが主人公の海星の両親にその友人の刑事に高ックの美術教師はこの島出身でして
そんな母親がガンで死んだことで父親は酒浸りの廃人同様に
周りはなんとか立ち直らせようとするんですが・・・
周りはなんとか立ち直らせようとするんですが・・・
海星母親海星でヤンキー同士での抗争に明け暮れて
これまた幼なじみにJKの肉体の危機を救い
かつ日和見の友達をもその鉄拳で立ちなおさせ
かつ自分も母親と父親とがこの軍艦島で生きた証を見つける事っで自ら再生を図るんですね
喧嘩上等の海星のが生き方に共感できるとじつによくできてる作品でした
あの悪戯書きのとこはスタジオだったのか
世界遺産に落書きはできませんからねぇ
またいくら母の思い出のスケッチブックでも持ち出しちゃあかんやろう
ってそこはフィクションですから
2021年製作、日本映画、「軍艦少年」製作委員会作品
Yuki Saito監督作品
出演:佐藤寛太、加藤雅也、山口まゆ、濱田龍臣、赤井英和、清水美沙、大塚寧々
