夜王伝説4 美女が溺れる残酷で美しいネオンの夜

先月リリースされた「夜王伝説3　闇夜に咲きネオンに踊る淫らな華たち」と多分に二本撮りで作られた作品

加藤つばきさん演じる週刊誌記者杉本美鈴が伝説のカリスマ神崎乙矢こと

現在は夜の六本木を牛耳る黒崎涼介を探って行こうっていうシリーズですが

 

今回のお話としては前作の前日譚であり、我が敬愛してやまない山内大輔の嬢王シリーズの千鶴から始まった千鶴ワールドっていうか千鶴サーガから

スピンオフして夜王シリーズとして黒崎の実子のスピンオフシリーズである「新・夜王誕生～夢とSEXに溺れる女どもの飽くなき欲望～ 」のお話とクロスオーバーしてきており

再び黒崎の婚外子太陽がのし上がって行くこれまた前日譚でもありました

 

ただシネマファーストのHPによりますと

“甘美で危険な“夜王伝説"シリーズ、ここに完結!!女たちをネオン色の快楽地獄に陥れ、そして男は伝説となる!!”
ってありますが

私の見終わった感想では夜王伝説4→夜王伝説3→夜王伝説5と

加藤ツバキさんの狂言回しで続いていくような気がしてならないんですが

っていうか加藤ツバキさんでなんらかの結論付けて欲しんですが・・・

 

野村貴浩さんまで出演させてきてるんですよね

ここまでに作られた夜王シリーズ観てると終わりって言ういうのも十分に納得できるんですよね

 

いやなんなんでしょう、今作ではトップのクレジットには石原めるさんが・・・
そしてジャケットでは只埜なつみさんにスポットが当たってるような気もするんですが

個人的には三尾めぐさんの方がかなりな美形ですが・・・
しかし、相変わらず里見瑤子さんの怪演が悪目立ちしてるよね

 

安藤ヒロキオさんの顔の傷もちゃんと繋がっていたりと山内監督も芸が細かい

今作に三沢親分に出番がなかったのがちょっと残念でしたねぇ

なんと喫茶店モリエールの看板までついに・・・

切り口の違う記事はコチラ

 

2022年製作、日本OV、ネクスタシーEX作品

山内大輔脚本・編集・監督作品

出演：石原める、三尾めぐ、加藤ツバキ、只埜なつみ、細川佳央、けいすけ、里見瑤子、可児正光、安藤ヒロキオ、赤羽一真、野村貴浩、竹本泰志

 

バッド・ジョブ シカゴ・セレブ強盗団

シュワちゃんの息子主演の実話を元にした作品

シュワちゃんよりはイケメンですが、どうなんだろう

動きとか演技とかなんだか息子さんもちょっと突っ立ってるだけ感が強いんですが

七光のオーラもあんま出してなくて

こっちはなんか“しっかりせい”って思いながら見ていた

 

一応WOWOWのジャパンプレミアムでOAされたのちに未公開作品としてDVDリリースされた作品だったんですね

 

オープニング、刑務所の面会で新聞記者に語って聞かせることでお話が展開していく

大学を出て、美術系の仕事をしたいと考えていたランスは、“いとこ”のジャックを頼って大都会シカゴへとやって来た

しかし、ジャックは同世代の仲間たちとセレブの留守宅から金品を強奪するだけでなく

行きがけの駄賃で家具丁度品を粉々に破壊していく強盗団の一員だったのだ

そして美術に造詣のあるランスを仲間に引きずり込もうという魂胆だった

ジャックの仲間はリーダーのエリスとその恋人アリー　運転役のチャンドラーにセキュリティーの専門家スチュワートの4人

強奪した品物は元締めのメルに買い取ってもらうが、かなり叩かれる

 

最初はランスも強盗には罪悪感を覚えたのだが・・・

美術の造詣のあるランスを元締め演じるマイケル・シャノンに見込まれて、一目置かれるようになる

まぁ、そうすると仲間が面白くなくなっていくのと、あんま美人とも思えないリーダー格の女にちょっかい出したりして仲間に亀裂が入っていく中で

いとこのジャックも彼らと別れてランスと一緒に仕事したいとか誘ってきたりと・・・

 

最終的に超お金持ちの家に忍び込んだら家主がいて

彼から金庫の番号聞いて開けたらなんと全員一生豪勢な生活しても有り余るお金をいただくものの

いとこ以外は金庫に閉じ込めて、さらに女をさそって逃げようとするものの

未だ肉体関係がないからコレも袖にされて

いとこと逃げるものの

なんとお金の魅力は相当なもので、いとこにも裏切られて・・・

 

格差社会の分断の中で大学に行くにも借金せねばいけないアメリカ社会の問題を浮き彫りにした作品

日本でも奨学金返済に汲々として暮らす大学卒業のサラリーマンやOLたちの問題もクローズアップされていますが

教育って高校までは一応学費無料になってるものの

大学にはお金がかかるようですが

どうやら日本ではそのお金もあるマンモス私学では理事長に吸い上げられていってるようですねぇ

 

歪んだ社会を描いていたような作品だったし

アクション作品では全くなかった

 

2020年製作、アメリカ映画

セス・サボイ脚本・監督作品

出演：パトリック・シュワルツェネッガー、マイケル・シャノン、アレックス・ペティファー、レスリー・アン・ウォーレン、オリヴァー・クーパー、ハーレイ・ロー、レスリー・ストラットン、マイク・ハットン