日本映画を積極的に見ていこうという企画で視聴した作品
一応押しではありませんがこの映画実はヒロインの柏倉リンを演じてる小野莉奈さんしか存じ上げて無くて
そう城定監督の「アルプススタンドのはしの方 」でしか彼女の演技は見たことないんですが
ただなんだかそんな彼女含めてほとんどのはスタッフキャスト連中はインディーズのは片方ばっかで作られてる作品でした
従って監督野意志か演出かはわかりまでんが
演技に間延びさせたとことか、わざと間を取ったのか
ある意味映画って言う作品のリズムを敢えて壊してるんで
気の短いわたしにはイラってさせられるカットばかり
これが子供から大人になるという過度期の葛藤ということなのでしょうか?しかしタイトル自体?「POP!」なのにまったく”POP“してない作品
実に映画自体はとってもシュールでしてそのシュールの積み重ねで
起承転結さえ無視して作られてる作品
オープニングのオーディションでは爪痕残そうとするリンちゃんの必死さはわかる
そして2年後黒柳徹子さんみたいなピンクのハート型のカツラをつけて
彼女はその違和感ありまくりな衣装で子供たちへのカンパを募る作品のメインキャスター自体がシュール
そして食いつなぐために駐車場の引率アルバイト
これもだだっ広い駐車場スペースに車はまったく止めにこない
たまにくる車はこの駐車場の寂れ具合から昼下がりの情事だけの駐車場に成り果ててる
そうなんですお仕事含んである意味病的なまでの生真面目ゆえ、社会に上手く溶け込めず孤独感を抱えて暮らす、リンの公私が、ぶつ切りのシーンを坦々と重ねて描写される。
まさにタイトルの「PoP」とは180度異なった、陰鬱極まりない画面と物語が延々と展開される流れが見てるこっちがクセになるんですねぇ
ちなみにこのタイトルのPOPは、この映画でラストに表示されるタイトルロールで明かされるんですねぇ
そうなんですお仕事含んである意味病的なまでの生真面目ゆえ、社会に上手く溶け込めず孤独感を抱えて暮らす、リンの公私が、ぶつ切りのシーンを坦々と重ねて描写される。
まさにタイトルの「PoP」とは180度異なった、陰鬱極まりない画面と物語が延々と展開される流れが見てるこっちがクセになるんですねぇ
ちなみにこのタイトルのPOPは、この映画でラストに表示されるタイトルロールで明かされるんですねぇ
見た途端ニヤってさせられます
通りで映画自体どこにもポップ感がなく逆に鬱の積み重ねにしか過ぎないんですよね
まずはとにかく生真面目で、いわゆる社会に蔓延る欺瞞や不寛容さとの擦り合わせが上手くできない19歳のリンが、20歳という一線をどのように迎えてどう折り合いをつけて越えていくのかという部分を、シニカルかつ映画的に描いていく試みが、全体を通したテーマとして描いた作品であるんですね
って事でギリギリ20歳から成人年齢を法的に18際に引き下げる直前に公開してるとこにも意味があったのではなかろうか
まずはとにかく生真面目で、いわゆる社会に蔓延る欺瞞や不寛容さとの擦り合わせが上手くできない19歳のリンが、20歳という一線をどのように迎えてどう折り合いをつけて越えていくのかという部分を、シニカルかつ映画的に描いていく試みが、全体を通したテーマとして描いた作品であるんですね
って事でギリギリ20歳から成人年齢を法的に18際に引き下げる直前に公開してるとこにも意味があったのではなかろうか
2021年製作、日本映画、2G FILM作品
小村昌士脚本・監督作品
出演:小野莉奈、三河悠冴、小林且弥、野村麻純、木口健太、菊田倫行、成瀬美希、中川晴樹
