MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

POP!

2022-06-21 23:20:10 | 邦画
日本映画を積極的に見ていこうという企画で視聴した作品
一応押しではありませんがこの映画実はヒロインの柏倉リンを演じてる小野莉奈さんしか存じ上げて無くて
そう城定監督の「アルプススタンドのはしの方 」でしか彼女の演技は見たことないんですが
ただなんだかそんな彼女含めてほとんどのはスタッフキャスト連中はインディーズのは片方ばっかで作られてる作品でした
従って監督野意志か演出かはわかりまでんが
演技に間延びさせたとことか、わざと間を取ったのか
ある意味映画って言う作品のリズムを敢えて壊してるんで
気の短いわたしにはイラってさせられるカットばかり
 
これが子供から大人になるという過度期の葛藤ということなのでしょうか?しかしタイトル自体?「POP!」なのにまったく”POP“してない作品
実に映画自体はとってもシュールでしてそのシュールの積み重ねで
起承転結さえ無視して作られてる作品
 
オープニングのオーディションでは爪痕残そうとするリンちゃんの必死さはわかる
そして2年後黒柳徹子さんみたいなピンクのハート型のカツラをつけて
彼女はその違和感ありまくりな衣装で子供たちへのカンパを募る作品のメインキャスター自体がシュール
 
そして食いつなぐために駐車場の引率アルバイト
これもだだっ広い駐車場スペースに車はまったく止めにこない
たまにくる車はこの駐車場の寂れ具合から昼下がりの情事だけの駐車場に成り果ててる

そうなんですお仕事含んである意味病的なまでの生真面目ゆえ、社会に上手く溶け込めず孤独感を抱えて暮らす、リンの公私が、ぶつ切りのシーンを坦々と重ねて描写される。
まさにタイトルの「PoP」とは180度異なった、陰鬱極まりない画面と物語が延々と展開される流れが見てるこっちがクセになるんですねぇ
ちなみにこのタイトルのPOPは、この映画でラストに表示されるタイトルロールで明かされるんですねぇ
見た途端ニヤってさせられます
通りで映画自体どこにもポップ感がなく逆に鬱の積み重ねにしか過ぎないんですよね

まずはとにかく生真面目で、いわゆる社会に蔓延る欺瞞や不寛容さとの擦り合わせが上手くできない19歳のリンが、20歳という一線をどのように迎えてどう折り合いをつけて越えていくのかという部分を、シニカルかつ映画的に描いていく試みが、全体を通したテーマとして描いた作品であるんですね

って事でギリギリ20歳から成人年齢を法的に18際に引き下げる直前に公開してるとこにも意味があったのではなかろうか
 
2021年製作、日本映画、2G FILM作品
小村昌士脚本・監督作品
出演:小野莉奈、三河悠冴、小林且弥、野村麻純、木口健太、菊田倫行、成瀬美希、中川晴樹
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西遊記 ゴッド・ウォリアー/戦神

2022-06-21 17:16:59 | アジア映画
あいも変わらずの中国映画製作による「西遊記」ですが
三蔵も豚も河童も出てきません
映画オリジナルストーリーでの『西遊記』前日譚的なお話でして・・・

猿の悟空が天空で縦横無尽に暴れているのを憂いた神は石の神性だけを宝器"金箍"に封印して、そこにある石に猿も封印してから千年後に石が転生した時は
その力を抑え込むよう通玄上人に命じたものの
再び猿があらわれては暴れるから”金箍“と一緒に猿を地上に落とす

そして20年後地上では花小天という若者が仙人に弟子入りして仙人になりたがって居たものの地上では妖魔が跋扈していて民衆に害を与えて居た
花小天はその妖魔に弟子入りさせてもらおうとしていた
実はこの花小天は人間に転生した石猿だったが、石猿時代の記憶はまったくない

さらに石猿の復活を見こして、仙人の一人っで封印されていた天空で悟空の世話をしていた阿措を地上に送り出す
どこかみたような阿措ではあるもののもちろん花小天に記憶はなく・・・
まぁその人間花小天に金箍が手首にくっついてある程度の力を発揮するものの
妖魔と戦うのは人間花小天に代わって実はこの映画では阿措が戦うものの

ラスボスの妖魔によって阿措は命を落とす
それに怒った石猿悟空は天界に行って命の玉をかっさらい阿措の復活を試みるが
再び阿措は命を落として
石猿の怒髪天を裂きついにラスボスを倒してしまう

まさかのスピンオフでもなく完全なる映画独自のオリジナル設定
これに「西遊記」って銘打っていいんかなぁって言う作品でした
石猿の悟空さんは完全にけむくじゃらの悟空メイクでしたねぇ

まぁあんま面白い作品ではなかったものの阿措を演じてる中国女優チェン・ズーハオさんが可愛かったんでなんとか最後まで見てられたけども
さすが中国のVFXの技術力はすごいねぇ
ワイヤーとの併用でもう完璧なる天界での空中戦のシーンが多くって
そう言う意味では退屈はしない
けど
どこまで続くんでしょうか「西遊記」というか“悟空”ネタの時代ファンタジー作品は・・・

2020年製作、中国映画(日本未公開作品)
チャン・ヨンション監督作品
出演:ドン・ハオラン、チェン・ズーハオ



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揺れる胸元 求め合うぬくもり

2022-06-21 02:41:27 | ピンク映画
チャンネルNECOの本日6月20日分の放送でのミッドナイト深夜枠でOAされた
OP・PICTURESの「揺れる胸元 求め合うぬくもり」という作品をリアルタイム視聴しましたが
なんとOPのロゴが終わったらいきなり奥田咲さんがモンブランの栗を摘んで食べるシーンで気づきました。

ピンク映画ではよくある事ですこのブログでも「モンブランの女 」というタイトルで衛星劇場で視聴して記事にしております。
 
よくある事ですがR -18でのピンク映画館での上映タイトルは「悶憮乱の女 〜ふしだらに濡れて〜」
そして先の衛星劇場出のOAと、2020年のテアトル新宿での<OPフェス>での上映
さらにDVDリリースタイトルも「モンブランの女」
 
という、うかみ綾乃『モンブランを買う男』を原作に髙原秀和が脚本書いて監督したピンク映画としてはある意味ヒューマンドラマ
映画の感想はいつものように第一印象を大事にしたいからリンク先を参照してください。
 
ここでもう何本目になるのかなぁ
このようなTV局によってタイトル変更された作品を再見して
このような記事を書いてるのは・・_



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