MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

グレーゾーン

2022-06-28 23:31:17 | 邦画
最初に言っておきたい。
映画やVシネの任侠ドラマ好きにとっては、なんやコレは
ちゃうやろって言う作品
さらに言うなら中村ゆうじ、仁科克基、浪花ゆうじを使っての任侠世界のドラマ
それもお家騒動を描いてる作品なのに
ドラマとしての狙いはイイところついて来てるんだと思うところもないではないですが
コレはアカン作品
見てる途中で何回辞めようとそう円盤の回転を止めようと思ったことか

でも最後まで見るのが礼儀とオチそうになる頭と眼とが戦いながら100分見るのはかなりな重労働
ただでさえ暑いし節電しろって国から言われているからそれに従うのが筋かとか(笑
って笑い飛ばせればそれはそれでありなんですが・・・
まぁわたしはよく知らないんですが製作・脚本・監督・主演と一人4役のYouTuberって言った方が正確なのか知れない宏洋氏が一人で空回りしていた作品

ってことでまずは殺陣がドイヒー
そう主人公が何故か二刀流で親分と対決するシーンで
ほらそこで左手の刀で相手刺せるだろうって言う言う殺陣が二箇所も散見できるし
先に宏洋氏が一人で空回りしていたって書いたんですが、頭が勝ってしまっている作品と言い直してもいいかなぁ
基本はロミジュリからの始まる骨肉あいあらそうヤクザ組織黒崎一家
そして敵対する組織に白川組
ってことで黒崎組は全員黒尽くめ、白川組は白づくめ
そして主人公の役名がこの二組のロミジュリの忘れ形見ってことで灰原龍だし

そこいら頭でっかちすぎな発想でしか無い訳で
暗殺されたと思われた黒崎親分はなんなんだ使い古された弾痕うけとめは・・・
さらに強面の浪花ゆうじさんをオカマにしてみせたり
それで収まらずに強面ゆうじさんには巨大金棒って武器まで
しっかりキャラ付けして欲しかったよなぁ
さらに仁科克基さんも使い切れてなかったし

あれ背中の刺青出してたのにいきなり次にカットではネクタイ締めてたし
一人4役の場合っていうか今はデジタルだからスタッフ日本記録係は付かないからっていい加減すぎ無いかい
黒崎家の長女を演じていた西原愛夏がアクションできていたのが拾い物だっただけの作品だったかなぁ

2020年製作、日本映画、宏洋企画室作品
宏洋製作・脚本・出演・監督作品
出演:西原愛夏、かなと、青山ひかる、浪花ゆうじ、白川悠衣、仁科克基、中村ゆうじ


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ドラゴン・アーク 天空の巨人

2022-06-28 17:20:58 | アジア映画
最近多いVFX多用の中国冒険活劇映画
中華民国時代のお話という事で、悪人は日本人、それも特殊部隊の諜報員の女親分が暗躍する
何に暗躍するかっていうと
ジンギス・ハンの墳墓を探して同時埋葬された財宝を横取ろうっていうお話
時代が時代ですから機関銃に自動拳銃が持ち物ですが、日本兵が持ってる軽機関銃が何故かM3マシンガンだったのにはもう少し歴史を勉強した方がいい
当時の日本軍にこのような持ち運びの良いサブマシンガンはない
って基本銃器でさえ三八式歩兵銃という明治38年に開発された本込め単発銃ですからねぇ
 
後半天空の巨人というか巨神に向けて一斉射撃は無理だべさ
前半は主人公が占術の八卦六十四卦がポンポン飛び出してくるから面食らうし
少し知識が有れば面白いんだろうけども、聞き飛ばしてもほとんど問題無い
ヒロインは主人公と反発し合うという定番ではあるものの
大学の先輩風吹かすは、って主人公は中退
それに反して卒業後は博士として古代史を教えてることを鼻にかけてるものの
 
こう言った冒険活劇の常として主人公に危機を何回も回避してもらうという展開
さらに古代史の教授も加わってジンギスカンの何百という墳墓から本物のが墳墓を探そうという事なんですが
個人的に日本語版では見ていたんですが、教授のセリフに“的を得た話だ”ってあったんですが
あららやらかしたなぁって思い
一旦止めて字幕にしてそこの部分をリピート再生したら字幕版では“的を射た”ってなってました
字幕版が正しい日本語でしたねぇ
 
まぁ関帝廟が警察署になってて、署内に関帝像がでんと立ってて
そこから地下に潜り込むと入り組んだ仕掛けが機能して
じつに重厚感のある映像でヒーロー、ヒロインを襲いかかる
ここいらのVFXはさすが中国映画
 
そしてクライマックスではジンギスカンの墳墓が天空にあり、
それを守ってるのが巨人っていうか巨神ですか
最終的に日本軍の送り込んだもう一人のスパイが正体を表して・・・
79分という短尺でサクサクって見られるのと敵のお姉ちゃんとヒロインが美人ということではそれだけで十分楽しめる作品でした
 
2021年製作、中国映画(日本未公開作品)
ジョン・ウェイシー、ヤン・シューアイ監督作品
出演:リュウ・リンチェン、チャン・ドン、 ワン・リダン、クンルン、 チャン・チュン
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