山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

山で眠りたい

2020-11-23 16:14:03 | 山歩き.散歩
無性に独りになりたい衝動に駆られた
そんな時は沢音を聞きながら山で眠るのがいい

午後4時過ぎ、ミズナラの根方の平をテン場に決めた、ここなら誰に遇うこともない
急いでテントを組み立てると内側にあるはずのポールを固定するテープが見当たらない
裏表を逆に張ってしてしまったようで内側にあるはずの固定テープが外側についていた
人に見られたらこんなに恥ずかしいことはないがもうすぐ夜の帳が下りる、このままでいいか?




小一時間仮眠をとって目が覚めると辺りは闇に包まれていた
缶チューハイを飲りながら途中のスーパ-で調達した食材でキムチ鍋を用意する




人間という生き物は、極限の状況にでも陥らない限り
体調が悪くても気持ちが落ち込んでいても食べて呑んで眠るようにできているらしい




今夜も明日も何をしたい訳でもない
ただ独り静かに山で眠れたらそれでいい






目覚めたのは午前7時40分、10時間以上も熟睡したことになる
外に出て分厚く積もった落ち葉を踏みながら林間を散策していると低い稜線に朝陽が輝き始めた

 


テントに戻ると朝陽に照らされてミズナラの陰が落ち葉の上にくっきりと延びている、暖かい!




淹れたコ-ヒ-を啜りながらのんびりと朝食タイム
ほうれん草と半身のウインナソ-セ-ジを塩コショーで適当に炒めたら

 

食パンにメルティチ-ズ、ほうれん草、ウインナ、ほうれん草、チ-ズを五層に重ねて焼くと

 

いい感じにチーズがメルトダウンしています、、、、が大チョンポです、パンを圧縮するの忘れてた~!



次の片面を焼くときにはコッヘルの蓋を当てて十分に圧縮しながら焼くと

 

ホットサンドがいい感じに焼きあがりました
食してみると、かつて熊さんが作ってくれたホットサンドと遜色なく旨し!



暖かい日差しの中で昼時まで本を読みながら過ごして山を下りました



歩くのも、呑むのも、眠るのも、山は格別ですね~!
コメント (27)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする