志太泉オフィシャルブログ

静岡県藤枝市の地酒の蔵元。志太泉酒造のブログ。違う角度から見た日本酒の現在とは

アーカイブス 戯事2004ごろ 1

2004-06-16 09:29:06 | アーカイブス
サッカー日韓戦
 とりあえず、日本、韓国ともJリーグ、Kリーグの選手ばかりなので、パス交換はそんなにスムーズではなっかたけれど、それなりに面白い試合だった。選手がアントラーズ、ジュビロ、エスパルスの選手に偏っていたような気もする。ジーコ監督もまだ一回も勝っていなかったので、とにかく一回勝つために、自分が最も信頼するアントラーズの選手を主体に使ったような気がする。小笠原も存在感をしめしたが、確かに仮に中田、小野、中村がいるとどこで使うかなという感じはする。
 永井のゴールは面白かった。結果的にはラッキーゴールだが、その前の切り替えしよかったと思う。黒部や久保のゴールもはやくみたいな。

 ISO、HASSAP嫌いな私
 前回の戯言を書いていてつい昔の事を思い出したのだが、日本の製造業の会社って超マニュアル好きで、仕事の流れをマニュアル化することにかなりの努力がそれに注ぎ込まれていた。そのマニュアルは聖書かコーラン並みに神聖な存在とされていたが、そのマニュアル外の事が起きると「マニュアルにない」という事で当事者よりもマニュアル作成者のせいにされたりした。そのため、不足の事態の対応策をマニュアルに輔弼する事も大変重要な作業とされていた。
 ここ数年は、海外よりの世界標準の「KING OF MANUAL」であるISOとHASSAPの上陸で、その取得の遅れが日本企業の弱点とかという記事が散見される。個人的にはそれには同意出来ない。まあ、HASSAP、ISO取得しないと市場に参加出来ないような市場にいつ業種ならそうでだろうが、元々日本のISO、HASSAPって日本の製造業が最も得意としているマニュアル至上主義の黒船版じゃないの。SNOW BRANDのISOも突発的事故を防げなかったし、マニュアルがあるとそれをひたすら遵守して後は脳みそを働かすなというっていう姿勢にHASSAP、ISOのお墨付きがあったらかなり強力だよね。

田中さんノーベル賞おめでとう、そして
 今年の明るい話題といえば、日本人ノーベル賞の2名受賞の快挙だろう。長年本命ということで落ち着き払った小柴さんより、世間に受けたのは学士にして癒し系(?)の田中さんだった。田中さんには、古きよき理系の香りが漂っている。つまり、俗世間の喧騒を離れ超然と日夜研究に取り組む。そういうイメージは、日々権謀術数に耽る文系的な浮世の営みと対極の世界に思える。現実の研究員の生活って本当にそういうものであろうか?  私もかつて一応、自称研究開発を重視するメーカー(実はほとんどのメーカーは自称研究開発型企業だったりする)の社員だった。私は文系出身者で部署も違うため研究所内部の事ははっきりとはわからないが、「研究所内は自民党以上に派閥争いが激しい」という所見を持っている。○○主任研究員は××派で、■■派の□□研究員に研究に横槍を入れている。とかそんな話が部外者の私にまで(聞いてなのに)伝わってくるじゃないか。まったく「派閥争いでなく研究をしなさい。」まあ実際理論研究でないもっと現実的研究では実際での工場の運営に研究結果が反映されたりするから利権なんて大げさなものではないけどいろんなしがらみが出てくるんだよね。多分、昔よりさらに結果が求められる今、同期入社した研究員のみんなは元気だろうか?ノーベル賞とったらすごくおいしいお酒を送るよ!
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