志太泉オフィシャルブログ

静岡県藤枝市の地酒の蔵元。志太泉酒造のブログ。違う角度から見た日本酒の現在とは

甲種危険物取扱者 第1回

2022-05-23 13:13:28 | 社長が持ってる無意味な資格

コロナって基本的に悪い事ばかりだったのですが、唯一イベントが激減したので時間ができたという良い事がありました。

それで、いくつか資格を取りました。

という事で「甲種危険物取扱者」というのを取ったんです。

世の中には、危険物っていろいろあって、食べると毒とか、異臭がするとかあるでしょうが

「甲種危険物取扱者」の危険物は、「燃えるので危険な物」ってことです。

さらにいうと「燃えるので危険な液体と固体」という事で、気体である可燃性のガスとかは入りません。
この「燃えるので危険な液体と固体」の「燃える」という部分が「そのものが燃える」と「燃えるお手伝いをする」という二つの役割に分かれます。
「そのものが燃える」のわかりやすい例が灯油。「燃えるお手伝いをする」は酸素。という事になります。
「そのものが燃える」と「燃えるお手伝いをする」という役割の区分と液体か個体かという事などで
「燃えるんで危険な液体と固体」を法令上1類危険物から6類危険物に区分しています。

一番身近で燃えそうで危険な場所っていえば、ガソリンスタンドです。
ガソリンというのは、そのものが燃える液体です。
「そのものが燃える液体」というのは4類危険物になっていて
(厳密には違うが、イメージ的に言うと)ガソリンを取扱いしようとすると「乙4類危険物取扱者」が必要なわけです。

全国にガソリンスタンはたくさんあります。それなので、「乙4類危険物取扱者」は「危険物取扱者試験界隈」では圧倒的メジャー資格ですが
その他は、非常にマイナーな資格になります。

たとえば、マッチの原料の赤りんは「そのものが燃える個体」で2類危険物になっているので、
多分、マッチ工場はたくさん原料の赤りんがあるので「乙2類危険物取扱者」が必要になります。

「甲種危険物取扱者」の危険物は、1類危険物から6類危険物をすべて取り扱える資格になります。


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