syuの日記・気まま旅

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下町の散策 谷中

2011-11-07 | syu散歩
「谷中」上野の山に続く本郷台からの谷間を谷中と名がついた。1667年明暦の大火後、神田、日本橋の寺院がどんどん転入された。
明治7年に天王寺の墓地が都立谷中霊園、桜並木も有名である。谷の中で坂道が多い、関東大震災、戦災を免れ、江戸、明治期の下町の風情を残している。

「朝倉彫塑館」と日暮里は二度目で、ここは何度も来ている。
展示作品も、建物自体もとても好きである、残念ながら修復工事のため長期の休館(3年間!)美術館正面。屋上に彫刻があり出迎えてくれる。
建物は西洋建築のアトリエと、日本建築の住居に分かれ、天井の高いアトリエは採光もよく、とても気持ちがいい空間。作品が展示してある。
見どころがたくさんある中庭。とても大きな石、「仁の石」という、2階部分には、愛猫家だった朝倉が制作した猫の彫刻がずらりと展示された部屋がある。

工事中の朝倉邸
  

「観音寺」
新義真言宗の寺は、蓮葉山妙智院、1596-1615年の創建で、もと本所弥勒寺末。
赤穂浪士討入りに名を連ねた近松勘六行重と奥田貞右衛門行高が当寺第6世朝山大和尚の兄弟であったことから、
赤穂浪士討入りの会合にもよく使われ、討入り後には赤穂浪士供養塔が建立された。
御府内八十八ヶ所霊場42番札所、上野王子駒込辺三十三ヶ所観音霊場32番札所。

    



上野桜木の交差点の角に、吉田屋酒店の昔の店舗が保存されている。昔ながらの建物、改築し、中は昔のまま。

エビスビールの昔の木箱、ポスター、看板等、砂糖も販売していたようで、大日本精糖のポスターがあり、 砂糖を入れたケース
も残っている。

昔の酒屋「吉田酒店」


次回は荒川区南千住へ