素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

汗ばむ陽気。淀城跡に自転車で。

2011年05月09日 | 日記
明日から3日間ほど雨マークがでているので枚方市駅付近での用事を済ませた後、続きにサイクリングを楽しむことにした。この前、流れ橋に行った時に時間の関係で取りやめた“淀城跡”に行ってみることにした。枚方市駅からかささぎ橋に出て、天野川の堤を下流に向いて走り淀川との合流点に出た。ここも興味のあった所であった。
 そこから河川敷専用道路を淀川に沿って上流へと走った。自動車にわずらわされることなく快適なペースで走ることができた。同じように自転車をとばしている人やウォーキング、ジョギングをしている人も結構いた。牧野や楠葉のパークゴルフ場ではゴルフに興じる人も多かった。八幡から御幸橋を渡り、桂川に沿って“歩行者・自転車専用道路”を少し走ると淀に着く。

 淀城は、豊臣秀吉が茶々の出産のため改築させた城で、天守、本丸、二の丸を備えた立派な城だったと言われている。今の城跡は江戸時代に再建されたもので、当時はもう少し北にあったという。

 秀吉にとっては、大坂城の鬼門に岩清水八幡宮を置いたことから考えるとその延長線上にある淀城は鬼門を守るという点や桂川、宇治川、木津川の三川が合流する交通の要所としても押さえておきたい場所であったと想像する。

 淀城跡公園はあまり整備もされておらず、ほったらかしという印象をうけた。それはそれで好き勝手にイメージできるのでよい。淀駅を利用する人の自転車とバイクの数の多さにロマンより現実の生活というたくましさも感じた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする