素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

今年の節分は成田山へ

2012年02月03日 | 日記
 節分には星田神社へ行くことが多かったが、今年は好奇心も手伝って寝屋川にある成田山の節分祭に行ってみることにした。読売新聞系列の地域紙マイライフ新聞でNHK連続テレビ小説「カーネーション」の尾野真千子(ヒロイン小原糸子役)・田丸麻紀(安岡八重子役)・黒谷友香(サエ役)が来るということを知ったというのも大きい。

 自転車で30分弱、10時過ぎに到着したが会場付近は人で一杯。「さてどうしたものか?」と考えていたら、常連のお年寄りが「こっちへ来なはれ」と著名人を見るポイント、福豆をうまくもらえる方法などを伝授してくれた。

 教えてもらったポイントにいると、豆をまく著名人、年男が全員集合し記念撮影をしてから本堂までのおねりが始まった。
     

 本堂でのご祈祷の間、「福豆はけっしてかがんで拾わないように」という注意を繰り返し聞く。明石の花火大会の事故以来、神経を使っているとのこと。確かに将棋倒しになったらどうしようもできない。「成田山の豆まきは“福はうち”だけしか言わない」ということや福豆を入れている枡は日本一大きい千升枡であることなどを聞きながら待つ。
  
 待つこと20分余り、ようやく撒き手が壇上に登場する。ここから紹介やらあいさつがひとしきりある。先の3人のほかには松井一郎大阪府知事、桂福団治、桂文福、曾我廼家文童、坂東英二、ぼんちおさむ、宮川大助、宮川花子、宮川さゆみ、日向千歩(4代目おけいはん)が出仕していた。
   

 豆まきが始まったのは11時前、再三注意されていたにもかかわらず、かがんで拾おうとした人が出たのか、危険を知らせる笛が吹かれ2度ほど中断された。10分余りで豆まきは終わり、全員で手締めをする。

 

 12時過ぎに帰宅できたが、それ以後の出来事を思い返すと“福豆”効果絶大と言って良い。とても満ち足りた一日であった。

  

 
コメント (3)
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