素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

【きっとツナガル募金】きっとツナガル歌詞を見る

2012年02月11日 | 日記
 スタンダードというだけあっておなじみの曲ばかりであったが、その中で新鮮だったのがオリジナル曲の♪きっとツナガル♪と吉田拓郎の♪今日までそして明日から♪であった。

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 ♪今日までそして明日から♪は1971年につくられたものだから20代の時の心情をストレートに吐露している曲ではあるが、ステージでクミコさんも言っていたようにアラカンと言われる年代になった今、なぜか詞の中に深い意味を感じる。家に帰って、本棚にある「ヒットソング’80保存版全723曲」で歌詞をじっくり読み直した。

 ♪わたしは今日まで生きて みました♪聴いていて“生きてきました”じゃなかったんやと“き”と“み”の違いにインパクトがあった。
 時には誰かの力をかりて 時にはだれかにしがみついて
 
 *わたしは今日まで生きてみました そして今 わたしは思っています
  明日からも こうして生きて行くだろうと

 わたしは今日まで生きてみました 時にはだれかをあざ笑って 時にはだれかにおびやかされて

 (*印くりかえし)

  わたしは今日まで生きてみました 時にはだれかにうらぎられて 時にはだれかと手をとりあって

 (*印くりかえし)

 わたしにはわたしの生き方がある それはおそらく 自分というものを 知るところから 始まるものでしょう
 けれど それにしたって どこで どう変わってしまうか
 そうです わからないまま生きてゆく 明日からの そんなわたしです

  わたしは今日まで生きてみました
   わたしは今日まで生きてみました 
    わたしは今日まで生きてみました

  わたしは今日まで生きてみました 
   そして今 わたしは思っています
  明日からも こうして生きて行くだろうと

 
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♪クミコ・コンサート2012スタンダード♪を伊丹で

2012年02月11日 | 日記
 3年前に“短歌と俳句の交響”のイベントで伊丹に行って以来縁ができて演劇、散策などで毎年訪れるようになった。

 JR伊丹駅前からの通りは気に入っている。白雪の店で清酒の試飲をしてから出雲そばの“一福”で男山と天ざるというのがいつものコース。
ほろ酔いのいい気分で歩いて5分、いたみホールに着く。
  開演10分前、席は9割方埋まっていた。4回目になるが、今回はスタンダードということでさまざまなジャンルの名曲を聴かせてもらった。人生をみつめ、言葉を伝えることを大切にするというシャンソンの歌い手としてのベースがあるので、すべてクミコ流に調理されジャンルを感じさせない響きを堪能した。

  テレビなどで報道されよく知られていることだが、去年の3月11日、コンサートのため石巻を訪れ、15時からのリハーサルの直前に地震に遭い、会館裏の採石場に避難して一夜を過ごされた。

 ステージでも、そのときのことを話されたが一瞬にして全てのことが変わってしまうということを目の当たりにするとより深く自分をみつめるようになったという。皮肉なことだがそのことで石巻との縁が強く結ばれ、今春の選抜に出場する石巻工への支援も呼びかけられていた。
 
【きっとツナガル募金】クミコからの動画メッセージ


この再生ピアノを“ピアコ”と呼んでいたが、今度東京に運ばれてクミコさんや心を寄せるアーティストによってコンサートをするとのこと。物と人、人と人がつながっていくことの素晴らしさを感じた。
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