“感動は人を変える”

　“ほんまもん”の力について考えていた矢先、今日の毎日新聞の朝刊で、『学校と私』という欄に智弁和歌山高校野球部監督高嶋仁さんの談話が掲載されていた。

　高嶋さんが本格的に野球を始めたきっかけは、長崎県福江市（現五島市）立福江中の体育教師、山下長栄先生との出会いである。

　「中学校で軟式野球部に入部し、顧問だった山下先生から空手の形を見せられました。野球は素人でしたが、空手の経験者です。迫力に圧倒され『ついて行こう』と決意しました。先生を慕って部員も集まり、３年の夏には県大会で優勝しました。子供の純粋な心が結果となって出たと思います。“感動は人を変える”ということを教わりました。」

　その後、海星高校（長崎県）に進学して野球部に入部し、２年生の時、初めて甲子園で入場行進した感動が忘れられず、次は指導者として甲子園に戻ってこようと思い、教員免許を取る決意をされたそうである。

　その後、智弁和歌山高校監督に就任し、甲子園で３回優勝し、通算最多の６３勝をあげられている。

　若いときにジャンルに関係なく“ほんまもん”に出会う機会を多くつくってあげるというのは大切なことだと思う。

　今日は比較的過ごし易い気候となったのでナイト・ランニングをする。ゆったりペースで１時間以上走る。ということを目安にしたのでいつもとは違って気の向くまま自由にコースをとった。１時間１８分を走った。気持ちの良い汗をかくことができた。