ここ2日ばかり大気の不安定な状態が続き思いがけない時に雨がぱらついて慌てさせられた。おまけはきれいな虹であった。やっと、今日安定しそうなので3階のベランダにシーツや毛布、布団を干した。やっと五月らしくなってきたと東を見ると新緑の木々の向こうに交野山があった。見慣れた風景ではあるがしっかり見たことはあまりなかった。よくよく見るとあの頂上の巨岩がはっきりと見えた。私の大のお気に入りの岩である。ここから拝めるのだと思ったら嬉しくなった。 ↘
朝から浮き浮きした気分になる。
今日の朝刊の「時代の風」は京都大教授の山極寿一さんの『多様な視点から解釈を』に大いに共感した。私は平清盛、アテルイ、八重の桜などのドラマから「歴史は勝者によって作られたもの」ということを最近よく思うようになってきた。山極さんはそのことを芥川龍之介の短編「桃太郎」をひきあいに、民族と民族、人と動物、国と国などの関係において一方の側から作られた物語だけを読んで信じるのではなく、多様な側面や視点に立って解釈してほしい。と願う。
沖縄の問題でもしかりである。民主党政権の末期にTPPや原子力発電に関して辛口のコメントをしていたマスコミが今や「そこのけそこのけアベノミクスが通る」という風潮の中でそれ以上の大胆な施策に舵を切っているにもかかわらず音なしの構えになっているように思える。どんな場合でも多様な観点を提供するというのがマスコミの使命ではないかと思う。
そういう意味では今日の毎日の社説『憲法と「9条改正」』は格調が高かった。
朝から浮き浮きした気分になる。
今日の朝刊の「時代の風」は京都大教授の山極寿一さんの『多様な視点から解釈を』に大いに共感した。私は平清盛、アテルイ、八重の桜などのドラマから「歴史は勝者によって作られたもの」ということを最近よく思うようになってきた。山極さんはそのことを芥川龍之介の短編「桃太郎」をひきあいに、民族と民族、人と動物、国と国などの関係において一方の側から作られた物語だけを読んで信じるのではなく、多様な側面や視点に立って解釈してほしい。と願う。
沖縄の問題でもしかりである。民主党政権の末期にTPPや原子力発電に関して辛口のコメントをしていたマスコミが今や「そこのけそこのけアベノミクスが通る」という風潮の中でそれ以上の大胆な施策に舵を切っているにもかかわらず音なしの構えになっているように思える。どんな場合でも多様な観点を提供するというのがマスコミの使命ではないかと思う。
そういう意味では今日の毎日の社説『憲法と「9条改正」』は格調が高かった。