素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

第3回ふれあいコンサート絆♪Jazz&Oldies♪へ

2013年09月07日 | 日記
 寝屋川市立中央公民館 講堂であった[第3回ふれあいコンサート絆♪Jazz&Oldies♪]へ出かけた。こういうイベントに行く時は例外なくチケットプレゼントに当たったときで亜る。応募するのも例外なく妻。数打ちゃ当たるという感じでまめにハガキを出している。

 当てた本人は急な用が入り、ドタキャン。私一人で行くことになった。今日の午後は自転車で行くべきかどうか迷う空模様であった。空気中の水分は飽和状態という感じでいつ雨粒となって落ちてもいい状態に思えた。会場までは30分余りなので行きは大丈夫だろうが、16時頃となる帰りは怪しい。

 こういう時に頭をもたげてくるのが『勝負!』の2文字。ずぶぬれで帰ることも覚悟して自転車で向かった。開場の10分前に到着したが長蛇の列。並んでいると2人連れご婦人が階段を上ってきた。私同様に列の長さに驚きの表情。そしてポスターに貼られているチケット完売の知らせに困惑顔。どうやら一人の方は前売り券を買っていてもう一人の方を直前に誘って連れてきたみたいである。2人して係りの人にあの手この手で交渉するが所詮無理な話である。開場までの退屈しのぎになった2人の交渉劇のお礼ではないが余っていた招待券をさしあげた。この時ばかりは神様のように拝まれた。
 1部のジャズ、2部のオールディーズとも懐かしい曲ばかり。歌とともに若い頃の記憶の扉が開く。『流れ行く川のように、時代は移り、人も変わる。その後に一つの歌が残り、過ぎゆく季節の記憶を奏でる。』(「ラジオ深夜便」イントロのテーマ)

 私を含め客席のほとんどが1950年代から70年代に青春時代を過ごした人たちであろう。どこで?誰と?どんな時に?この曲を聴いたのかという話をうかがえばさぞかし色々な人生模様が浮かび上がるだろうなとも思った。

 ふれあいコンサート絆は今回が3回目。第1回もチケットプレゼントが当り、妻は用事が入り来ることは出来なかった。妻にとっては絆を持てないコンサートである。2011年2月27日であった。この日が『冬の恋人の日』であることを初めて知ったことmo思い出す。 その10日余り後に大震災に見舞われ『絆』という一文字が全く違う意味を持つようになった。

 チャーリーニーシオさんの歌声とパフォーマンスも魅力的であった。

 公民館を出た瞬間に2時間の別世界から現実へと一気に引き戻された。霧雨状の雨が降り出していた。この雨生駒の山に向かって進んでいくことは間違いなし。自転車と雨足の勝負となった。上りの多い帰路にも関わらず20分余りで家に着くことができた。切羽詰れば力は出る。10分後にどしゃ降りとなった。


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