素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

仲秋の名月

2022年09月10日 | 日記
 朝の天気予測では、午後から雲が出て来て月の姿を見るのは難しいとのことだった。昼に、この辺りの1時間ごとの天気予測を見たら曇マークがズラリ。おまけに15時台には雨マーク。「朝と変化なしか」と思うものの実際の外は結構な晴模様。最近は午後の天気が不安定でけっこう翻弄されている。雨雲が押し寄せてくるというよりは湧いてくるという感じでものすごく狭い地域に降るからやっかいである。

 今日の午後でも近隣の市では大雨注意報が出ていたが、私の家の辺りでは青空で雨の気配はない。夕方になっても同じ状態なので「これならお月見ができる」と妻は急きょ近くのスーパーに月見団子を買いに行く。こういう予報の外れは嬉しいものである。

 今日の月の出は19時過ぎだが、裏山が邪魔をしているので姿が見えるのは30分位は遅れるだろうと19時20分に屋上に上がり、椅子に腰かけて待つことにした。吹く風が心地よい。

 5分ほど経つと裏山の木々のすきまにキラキラと光るものが見え始めた。ゆっくりゆっくり動きながら徐々に形が見えてくる10数分は浮世の憂さを忘れる。虫の音のBGMもピッタリである。
   


 その後は、「月より団子」である。

 
コメント
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