今日の18時からのNHK「ニュース ホット関西」の天気予報コーナーでは「秋の七草」が話題に取り上げられた。
秋の七草の元になったと言われている「万葉集 巻八(1537-1538)の句」に関するクイズが気象予報士の坂下さんから出された。
もともとは七夕の夜に供える七草を選んだのだともいわれているが、1300年余り後の時代にも「秋の七草」として受け継がれてくるとは作者も思い及ばなかったことだろう。クイズは作者を4択で問うもの。
万葉集で、長歌(五音と七音の二句を三回以上続けて最後を七音で止めるのを原則)と短歌(反歌)の組み合わせの連作形式は多いが、
短歌(5・7・5・7・7)と旋頭歌(せどうか)(5・7・7・5・7・7)の連作はきわめて珍しいと解説にあった。
ちなみに
尾花:薄(すすき)の古語。雅語的表現としては現代でも用いることがある(「枯れ尾花」など)。
撫子:ナデシコ科の多年草。セキチク、カーネーションと近似種。
女郎花:オミナエシ科の多年草。秋に黄色い可憐な花を咲かせる。語源は「美人(をみな)・減(へ)し」、美人も真っ青になるぐらいの可愛い花
朝顔:桔梗(ききょう)のこととされる。現在言うアサガオ(ヒルガオ科)は、まだ(中国から)伝来していなかった。
朝夕は秋めいてきたが、日中はしばらく夏日が続きそうである。
秋の七草の元になったと言われている「万葉集 巻八(1537-1538)の句」に関するクイズが気象予報士の坂下さんから出された。
もともとは七夕の夜に供える七草を選んだのだともいわれているが、1300年余り後の時代にも「秋の七草」として受け継がれてくるとは作者も思い及ばなかったことだろう。クイズは作者を4択で問うもの。
万葉集で、長歌(五音と七音の二句を三回以上続けて最後を七音で止めるのを原則)と短歌(反歌)の組み合わせの連作形式は多いが、
短歌(5・7・5・7・7)と旋頭歌(せどうか)(5・7・7・5・7・7)の連作はきわめて珍しいと解説にあった。
ちなみに
尾花:薄(すすき)の古語。雅語的表現としては現代でも用いることがある(「枯れ尾花」など)。
撫子:ナデシコ科の多年草。セキチク、カーネーションと近似種。
女郎花:オミナエシ科の多年草。秋に黄色い可憐な花を咲かせる。語源は「美人(をみな)・減(へ)し」、美人も真っ青になるぐらいの可愛い花
朝顔:桔梗(ききょう)のこととされる。現在言うアサガオ(ヒルガオ科)は、まだ(中国から)伝来していなかった。
朝夕は秋めいてきたが、日中はしばらく夏日が続きそうである。