♪それが浮き世と云うものさ(^^♪

　今日の宿は丹波篠山市にある”ユニトピアささやま”である。そもそもこの旅行は8月の中旬過ぎ娘と妻の思惑が一致して決まった。娘は敬老の日に孫に私たちへの感謝の気持ちを伝えるイベントをしたい。妻は互助組合の年間3枚使える宿泊補助券を使いたい。コロナ禍で旅行がめっきり減って、去年は2枚しか使えなかったので今年は全部使い切りたいと強く思っている。
そこで18日～19日、近場に行こうとなった。

　近畿圏の互助組合の指定宿泊施設で9月18日に空室があったのが”ユニトピアささやま”だけであった。そこで六甲牧場に寄ってから篠山に入るという計画を立てたが、台風14号の影響を考慮して雨や風でも大丈夫な万博公園の「ニフレル」に立ち寄ってから中国道、舞鶴若狭道で篠山市街に入ることにした。台風の影響は、地形によって微妙に変わり予測が難しいので臨機応変に対処するということで出発した。心配してもどうしようもない。運転中の私の頭の中では(^^♪九ちゃん音頭(^^♪が響いていた。
坂本九：　♪九ちゃん音頭～それが浮き世と云うものさ～　歌：beni9jyaku（紅孔雀）


　ニフレル、ららぽーとを含むエキスポシティは超満員。同じように考えた人が多かったということか。妻、娘、孫の3人を近くで降ろし、私は自動車で適当な所で待機した。駐車場に入る長蛇の列に入ったらそれこそ大変と判断した。近くの住宅展示場の人出も半端ではなかった。2時間余り充分楽しんで戻ってきた。私は、読書と数独と昼寝で英気を養えた。

　そこから、中國道、舞鶴若狭道と走り15時過ぎに篠山市街に入り、道の駅、土産物店などで買い物をして16時過ぎに”ユニトピアささやま”に到着。雨や風に悩まされることなく思っていたよりも快適なドライブ旅行が楽しめた。



　ユニトピアささやま」は1973年に当時の松下電器産業労働組合が「自らの手で自然を守り、大自然の中で人間性の回復や連帯感を高める憩いの場」として開村した休暇村で、現在は、その考え方と貴重な財産をパナソニックグループ労働組合連合会が受け継ぎ運営している。２７万㎡（甲子園球場７個分）の広大な敷地のなか、湖畔に建つ宿泊棟や隣接する研修棟、５２棟のバンガローのほかに、自然の山間に、本格的なフィールドアスレチックやテニスコート、屋外プールなどがある。ラグビーの少年クラブの合宿中か芝生のグランドで子どもたちが元気にプレーしていた。

　5階の部屋から矢代湖をはさむ景色を眺めながら「今日は、ラッキーな日だった」としみじみ思った。