素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

いつの間にかスーパー台風に成長

2022年09月17日 | 日記
 12号、13号と相次いで台風が発生しその進路に注意が向いている間に、おまけみたいに発生した14号。先の2つが直接的な影響がないことがわかりヤレヤレと思ったところ、にわかに14号が勢力を増しているとのこと。無名の若手が一晩でスーパースターになるような感じを受けた。

 中心の気圧が910hPaと超がつく大型のままで上陸する可能性が出てきたとにわかにスポットライトがあたってきた。こういう時に引き合いに出されるのが1959年9月26日の伊勢湾台風である。上陸時の気圧のランクでは2年後の第二室戸台風に次ぐ2番目だがもたらした災害の大きさでは戦後の台風では横綱である。

 私は8歳で、今の志摩市鵜方に住んでいたので直撃だった。玄関の引き戸が強風で押し倒されそうになり、みんなで畳を中から戸に立てかけラグビーのスクラムよろしく押えた。そのお時の風圧のすごさは今でも体に残っている。窓ガラスや戸が壊れたら一気に風が入り込み屋根が吹き飛ばされるということはよく聞かされていたので必死だった。

 どれくらいの時間押さえていたのかは定かではないが、ある瞬間嘘みたいに静かになった。「ひょっとしたら目に入ったかもしれん」という父の言葉で戸を開けて外に出てみると今までの荒れようは何だったのかと思うような静かな夜空が拡がっていた。台風の目の中に入った経験は後にも先にもこの時だけだ。

 「油断するな、この後またもっとひどくなるぞ」という父の言葉で、気を引き締め直して家の中に入った。一晩中吹き荒れていたように思う。

 今の進路予想では九州地方が一番影響を受けそうである。速度が遅いだけに心配。我が家では娘と一緒に明日、丹波篠山で宿をとっての1泊旅行を計画している。2,3日前からどうしようかと思案してきたが、コースと速度から明後日の午後までは大丈夫そうだと今までの経験から勝手に判断し、予定通り出発することにした。

 12号、13号がそれてホッとしていたのに、まさかの14号の出現である。♪とかくこの世はままならぬ♪である。
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