素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

逃げるが勝ち

2022年09月19日 | 日記
 「ユニトピアささやま」食事も風呂も満足できるものであった。6時に目覚め、すぐ外を確かめる。昨日より厚い雲に覆われているが風もさほど強くなく、雨もまだ降っていなかった。テレビの天気予報で台風14号の位置を確認するとまだ九州北部であった。島根県の益田市辺りに来ているかなと予想していたので九州地方の人には申し訳ないが「ラッキー!」とつぶやいた。思っていたよりもスピードが上がらず、東に方向を変えてからもゆっくりした動きになると報じていた。近畿地方最接近は昼過ぎだった予報が夕方から夜にかけてと変更された。

 ただ、台風は地形との関係で、離れていても強風、大雨に見舞われることがよくある。今回でも四国、東海、関東で結構被害が出ている模様。油断はできないので、7時30分に朝食を取り、出来るだけ早く帰路に着くことにした。「逃げるが勝ち」である。

 朝食まで1時間ほどあったので散策することにした。矢代湖畔にはサクラ並木になっていて春にはさぞかし美しかろうと想像できた。
  

 矢代湖を一周し終わった頃に、パラパラと雨が落ちてきた。朝食を取っている間は本降りとなり雨中のドライブを覚悟したが、9時にチェックアウトし、村内バスで駐車場に向かっていると雨が上がり薄日も射してきた。またまたまた「ラッキー!」とつぶやいた。


 朝早いので店もまだ開いていなかったので篠山城址周辺を車の中から見て、舞鶴若狭道に乗り帰路に着いた。名塩SAで休憩しただけでひたすら走り続け11時20分には寝屋川のビバホームに到着。そこで昼食と買い物を済ませる。買い物をしていると「本日は、台風接近のため15時に閉店させていただきます。」とのアナウンス。急いだ甲斐があったとまたまたまたまた「ラッキー!」とつぶやいた。

 夜21時ごろから風雨が強くなったが「最強」と言われてきたほどのものではなかった。速度が遅い上に陸地近くを進んだため台風のパワーは急速にダウンしたみたいである。たまたま今回は幸運だっただけだと肝に銘じておかなければいけない。自然を甘く見ると必ずしっぺ返しがある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする