素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

保険談議

2022年09月13日 | 日記
 ジムのロッカールームで保険の話で花が咲いた。きっかけは、家庭内感染で新型コロナの陽性になった人が自宅療養10日間がみなし入院として医療保険から入院費用が支給された。という話。曰く「保険に入っていて初めてお得感があった。2,3日は少しダルサがあったが、後の1週間余りは外に出ないだけで普通の生活を送っただけ、これで8万円余りもらえたんやで」

 それに対して「軽症で済んだから言えるんやで、重症になったら大事や、やっぱりウイルスもらわんようにするのが一ばんやで」と返す人。「小学生の孫からもらったみたいで防ぐの難しいと思ったわ。それであんた医療保険で助かったという経験あるんかいな」と尋ねる。

 すると「私は、保険に入らない主義や」と言って、持論を熱弁した。要は保険会社に払う保険料は貯蓄に回していざという時に備えている。食事や運動など予防のためにお金は使っている。とのこと。「ジムへ通っているのもそのためや、ジムへの支払いが保険料ということや」「元気で来たから、そう言えるんで自慢にならないけど俺は4回手術してるからな。家族のこと思うとやっぱり保険は必要と思った。」と保険に入る派の人が口をはさむ。その人の話は保険は自分より他の人のために入ると思えば良い。自分が病気にならなくても、病気になった人がみんなが出した保険料で助かれば良しとする共助の精神を強調していた。「自分に万が一があった時には家族が助けてもらえるのだから。」と

 70年以上しぶとく生き抜いてきたのだからそれぞれに話は尽きない。「まあ、これからも元気に過ごせるように、油断と過信せず、ほど良い食事と運動を続けることや」と長老が締めくくり、プール、風呂、トレーニング室に各自向かった。
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