素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

偶然、一家勢ぞろい

2013年10月26日 | 日記
 用心のため、棚の上の鉢やつり鉢を下におろしていたが、台風騒動も一段落したので元に戻す作業をする。雨後のムラサキシキブの実やホトトギスの花はいきいきしていた。トリカブトの花も満開になっていた。雅楽の冠の「鳥兜」に似ているところから名がついたという。しげしげと眺めて今日初めて納得した。
    

 自治会主催の芋ほり大会が先週雨だったために一週間延びて明日ある。一緒に参加するため上の娘と孫が今日泊りにきた。たまたまだが下の娘夫婦も用事があって夜やって来た。息子も仕事が休みだったので、いつもは2人で過ごす秋の夜長、7人がワイワイとにぎやかになった。

 昨日、「そして父になる」を見たばかりなので、いつもとは違う感覚で眺めていた自分があった。
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雨の日は 梅田の地下と 映画館

2013年10月25日 | 日記
秋の山草展の中止でスポッと予定が空き、しかも一日中雨模様。家に居ても仕方がないということで、、ブリーゼブリーゼ5周年記念イベントの招待券を有効に使いながら梅田の地下街をウロウロし、ステーションシネマで映画を見て帰るというプランができた。これなら雨風知らずに一日過ごせる。

映画は、第66回カンヌ国際映画祭で審査委員賞を受賞し話題になった「そして父になる」にした。
 是枝監督の談話はいろいろな雑誌や新聞で読んでいたので苦手な重いテーマではあったが興味はあった。台風騒ぎで縁ができたという思い。

 ドキュメンタリータッチで過度な演出がなかったので「もし、自分なら?」とか私が公私にわたって関わってきたさまざまな親子の問題にも思いを巡らせながら映画の進行とともに考えることができた。

 それらを文字にすることはできない。

 映画の帰り、「時空の広場」を通りかかると村野中2期生の同窓会の頃に始まったフラワーフェスティバルの最終日で展示されていた花の小鉢の配布をしていた。ステーションビルのレシートがあればよかったので映画の半券でもらうことができた。思わぬプレゼントであった。

 帰りの電車では大阪マラソンの受付を済ませたジムの会員の人と一緒になった。本格的にトレーニングしている方で、天候の回復を何よりも喜んでいた。

 地下街をウロウロしただけだが万歩計の歩数は2万余りになった。本格的に回復していない足には結構良いトレーニングとなった。
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雨と風 覚悟していて 肩すかし

2013年10月24日 | 日記
 昨夜の予報では朝から雨。しかし起きてみれば曇り空。予報は午後から雨に変わっている。なのに昼が近づくにつれ薄日もさす空模様。午前中出かけていた妻が玄関を開けて開口一番「どうなってるの!」。本当なら明日からの展示会のために午後搬入であった。早々の中止決定にやや不満があるもののそれなりの天候のくずれがあればあきらめがつく。なのにこの天気、腹立たしくなる気持ちは理解できる。

 展示会の日程に合わせて花を咲かせるというのはなかなか難しい。この秋はいつもよりうまくいっただけに未練もあるのだろう。主役になるはずだった「源平かづら」と「トリカブト」である。
  午後も曇りが続く見込みなので、いつもの自転車はやめてジムへは歩いていくことにした。もうけもののような午後、途中の木々草花をカメラに収めたいという気分になった。

 道に散っている桜の葉の一枚が怒ってる妻と重なった。 顔を上げれば、荒れた天気が遅れているので落ちることをまぬがれている葉がお気楽に見えた。
   きんもくせいの香り、その下にはツワブキの花。ゆっくり歩けば季節に触れる。
  今年の異常な気温の変化を象徴するような季節外れの紫陽花の花も一輪ひっそりと咲いていた。
  明日こそ雨だろう。
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今日の『ためしてガッテン』は≪記憶力≫がテーマ

2013年10月23日 | 日記
 『ためしてガッテン』もややマンネリ気味で遠ざかっていたが、今日のテーマはちょっと興味があった。

 《年をとると記憶力は衰えるもの、というネガティブな思い込みが、記憶力を低下させる》という冒頭の指摘はちょっと新鮮。

 ただし、これは「覚える力」に限っての話。これは20代も60代以上も結果は変わらない、ということが研究でわかっているらしい。

 ここで、記憶力にはもう一つ「思い出す力」というのがあるとくる。こちらは年をとるにつれて衰えてしまうという。このことはテレビでの実験を見るまでもなく自分の経験からよくわかる。

 そこで、「思い出す力」を鍛えるには、どうしたらいいかという話になる。ポイントは記憶をつかさどる海馬の中に多くある「場所細胞」(Place cell)をうまく使うことだという。記憶力選手権のチャンピオンが登場したが、世の中には色々な人がいるとあらためて感心した。コツは 《頭の中に自分がよく通る道や自分の部屋などに覚えたいモノを一つずつ置くこと》 だそうだ。これは記憶力の世界では定石のようである。

 場所細胞は、その名の通り自分が行った場所を次々と覚えていく場所の記憶に特化した細胞である。生物は、えさのありかや巣に帰るといった重要な情報を忘れないために、この場所細胞を発達させてきた、と考えられている。ウロウロするのが大好きな私には納得の話であった。  
 そこで、自分がよく知っているルート上の場所と覚えたいモノを関連づけて覚えれば、その場所を頭の中でたどるだけで自動的に思い出すことができるという。テレビでの実験映像では抜群の効果であったが、自分の身体を通してしか納得できない私にとってはまだ「本当かな??」という段階。 ちょっとやってみようという気になった。

 場所細胞のある海馬は、年齢に関係なく、使えば使うほど新しい細胞が増えるため、脳の若返り効果につながるという。

 最後に、世界記憶力選手権のチャンピオンにもなったグンター・カールステン(52)さんをドイツに訪ね、脳トレ法を取材していた。一般的な記憶力のトレーニングをしているのは当然であるが、注目すべきは記憶トレーニングの半分はサイクリングなどの有酸素運動に当てているという点であった。このことは、退職後ジムでのトレーニングを始めてからの4年余りで経験的に感じていることと一致する。

 週3回40分の有酸素運動で海馬が大きくなったという研究結果や、有酸素運動が認知症のリスクを半分にするという研究成果など、次々と有酸素運動と脳の関係が明らかになっているみたいである。

 「思い込みをなくす」と「有酸素運動」は大丈夫なので、「場所細胞を活用する」ということを意識して生活してみようと思った次第。

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相次ぐ台風、思わぬ影響が

2013年10月22日 | 日記
 今年の秋は間をおかずこれでもかこれでもかと台風が発生し、接近してくる。今は27号と28号が太平洋上をゆっくりと北上している。2つの台風が並走する場合「フジワラ効果」なるものがあって進行方向の予測が難しいと19時のニュースで報じていた。「様子待ちやな」と話していた時に電話があった。20時過ぎの電話は少しドキッとする。私がでると枚方山草会のKさんからだった。ホッとして妻に代わる。その内容はジェジェジェもんだったようで「エ~ッ」「ウ~ン」が繰り返された。

 要は、台風の接近が予想されているので25日から27日に予定されていた「秋の山野草展」を中止することを役員で決めた。ということである。
 伊豆大島で避難勧告が遅れたということが問題になっている折、判断を急いだと思うのだが事後処理が大変である。案内のハガキをたくさんの人に配っているので中止の知らせを可能な限り連絡する必要がある。記憶力テストのように渡した人の一覧表をつくり、メール、電話での連絡、それに対する返事のメールや電話も入りと家の空気は一変。また、近所の人には手紙を入れることになり、嵐の前の大騒ぎとなった。

 例年、この「秋の山野草展」は我が家にとっては鬼門みたいなところがある。今年は全てに順調と喜んでいたが、思わぬ結末となった。
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