座敷わらし犬とうさぎガーデン

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うさぎの独り言・・・庭からの風景

2012-12-10 17:32:15 | うさぎガーデン

      

うさぎガーデン「南の庭」中央部分のポイントとなるジグザグレンガの壁のあたりである。
数年前、写真のように、道路の向こうの土地にどこかの修理工場の自動車置き場ができた。

以前は「南の庭」の向こうは、道路と田んぼだけ。海岸の岸壁までさえぎるものは何もなく、
湾の向こうの山々が借景のように庭から見えていた。これでは、せっかくの美しい風景も台なしである。

「東の庭」の向こうも以前は広々としたイモ畑だったが、2年ほど前に家が建った。

おかげで東側の風景は何も見えなくなった。おまけに・・・

隣のおっさんが、境界ぎりぎりのところに、悪いけどきれいとは言えない小屋を建てた。
この記事を書くために測ってみたら境界までわずか14cmしかない。
今さらながら、思わずムッとしてしまった(笑)

 

敷地の北側には、裏山と呼んでいる山がある。この山の風景が好きでここに家を建てたが、
しばらくして、ど真ん中に風景に似合わない大きな農機具小屋がどーんと出来てしまった。

しかし・・・・

土地には所有権というものがある。
自分が自分の庭を自由に好きなように作りたいのと同じく、他の人も自分の土地を
自由に使いたいし、使う権利があるのだ。
法律にでも違反していない限り、誰も文句を言うことはできない。
そのために自分の庭の雰囲気が悪くなったとしても、そんなことを
グダグダ、思い悩んで気にしてもしかたがないのだ。

そもそも、個人の庭のガーデニングは自己満足の世界だ。
誰もが同じ感覚でその庭がよい、その風景がよいと思うとは限らない。
たまたま、何人かの人々の共感を呼び、称賛を得たからといって、周りの風景まで
自分の思うようにできるわけではないのだ。
ほんとうに、何物にも邪魔されることなく庭作りをしたいなら、荒野のど真ん中か、
誰も住まない離れ小島か、山のてっぺんを切り開いてやればいい。

いろいろな制約の中でいかに美しい庭を作るかが、ガーデニングの醍醐味であると思う。
だからこそ、見る人も感動し、共感して応援してくれるのだ。
うさぎはたとえ、周囲がどのような状況になっても、一歩この庭に入れば別世界だと思えるような
庭を目指してこれからも庭を作り続けようと思う。

「南の庭」は東西に長いので、まだまだ、こんな風に美しい山々を見ることができる場所もある。
東側は家の壁になってしまったけど、平屋だったので日あたりは何とかセーフ。
北側もすぐ裏に家が建ったわけではないから、まだいい。
宝くじが当たったら、家が建つ前に裏の土地を買ってちゃんのドッグランにするのだ!


           

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コメント (7)
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