峠の道はこんな状態で、すでに凍結しかかっていました。
わんちゃんが入って行った藪のあたりに入ってみようとしましたが、大きなイバラの木がたくさんあって
1メートルも進めませんでした。鋭いトゲにひっかかってコートが破れました。
足跡はありましたが、わんちゃんは姿を見せませんでした。
車の温度計で気温はマイナス3度。わんちゃんが現れるまで待ちたいと思いましたが、
雪がこれ以上降ればスリップして危険なので、その場に長くとどまることはできませんでした。
帰リ道で聞いたラジオの交通情報で、長野峠越えはチェーンが必要と言っていました。
これから先は、うさぎ一人ではもうとても無理だと思いました。暖かくなるのを待つか、
保健所に(何度か来ているようですが)依頼するしかありません。
昨日の記事の煌ママさんのコメントにあるように、このようなことをネットで公開することが、
必ずしもよい結果を生まないことを、うさぎは同じ福岡県のある別の事例で知りました。
それで迷いに迷って今までこの件をどうしても記事にすることができませんでした。
わんちゃんを引き取ることを条件に保健所に捕獲を依頼することについても家庭の事情もあり、
ずっと悩み続けてきました。
冬が来れば悲惨な状況になることはわかっていましたが、実際に目にすると、
どうしてもっと早く何とかしなかったのかと自分の勇気のなさが悔やまれてなりません。
楽しいクリスマスイブにこのような暗い話をアップして大変申し訳なく思います。
でも、暖かい部屋で家族の一員として暮らしている幸せなわんちゃんがいる一方で、
身勝手な人間のためにこんな状況に追い込まれてしまったわんちゃんもいることを、
心の片隅にでも思っていただいて、どうかこのわんちゃんと仔犬?が少しでも
暖かく平穏にこの冬を乗り切ることができるよう祈っていただければと思います。
つらくてお返事は書けそうにありませんが、たくさんのコメントをありがとうございました。
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