続・知青の丘

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蚊嫌草から蚊の俳句へ

2020-04-25 17:05:37 | 俳句
恋をしにゆく道に蚊の柱なす    西原天気 (We5号)
火の前のとてもきらきらしている蚊  田島健一 (We4号)
蚊は秋へそしてたゆたう如来かな  竹本 仰 (We3号)
秋の蚊と張り合うもまた人となり   石田真稀子(We9号)


蚊嫌草(ローズゼラニュウム)
花束か何かにあったのを
狭庭の植木鉢に挿したら
はびこってきました。
冬も簡単に越えましたー。
まだ手には、
この草の香が結構強く残っています。

ついでに、ぼうふらの真面目で面白くない拙句も
いつのまに湧く孑孒や戦争や 加藤知子

今を盛りの燕子花(かきつばた)

橋姫のうすくにほへり燕子花  森さかえ (We6号)

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4 コメント

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Unknown (0yazi)
2020-04-27 20:15:55
こんばんは

秋の蚊と張り合うもまた人となり

儚い命と張り合う人、ですね。
ああ自分だ、と頷きました。
返信する
Unknown (続・知青の丘)
2020-04-28 11:03:52
>Oyaziさんへ

いつも俳句のご感想をいただき
ありがとうございます!

読まれた後のそういう反応が
一番うれしいですね。

私も秋の蚊ですが
南国では越冬できますね~
返信する
Unknown (0yazi)
2020-04-29 10:12:30
こんにちは

恋をしにゆく道に蚊の柱なす

何度も読んでいたらこの句が見えてきました。

そーですかぁ〜人目につかない道を行かざる事情があるんですか、なんちゃって。

Weの中でたくさんの句を読むときと、知青さんに抜き出された句を読むときの違いに驚きます。

とても良い勉強をさせていただいてます
返信する
Unknown (続・知青の丘)
2020-04-29 14:33:16
「蚊の柱なす」というからには
やはり何か障害のある恋の道

だからこそ
叶わぬ恋は詩になり
音楽になり
絵になるのでしょ。

恋をしにゆくべきですね!
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