5月3日に当ブログでUPした桃の実俳句は
桃の実丸ごとからイメージを膨らませて書いたような句群でしたが
きょうの2句は
もっと、桃の実の形に踏み込んで書かれた句
桃割って種ある半球無き半球 中村紅絲
なんだかクスッときますが、
受けとりようによっては辛辣に思えるところのある句。
舌ふたつ出会いし桃の正午なり 斎藤秀雄
「舌ふたつ」の出会いとはよくぞ言ってくれたって感じです。
私などには、なかなか出てこない表現。
今、生の桃が無いので、申し訳ないのですが
白桃ゼリーをUP
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/61/ec4087843b5d4b3471f9b250f494ac02.jpg)
でも、
このCOOP印の白桃ゼりーは
安くて(100円弱)とても美味なんです。
桃がやわらかくて香りもいいので
生協店に行ったら、よく買い占めています。
このところ、
・県の現代俳句協会会報の編集印刷発送と
会員合同句集の原稿集めしていました。
・We10号の2校戻し。
We10号は11日校了ですが
印刷所が盆休みになるので
納品は20日予定。
そのあたりに来客があるので発送作業は
25日頃になるかもしれません。
今度は、拙第3句集の初校校正であります。
20日までに返さねば。
山裾に桃がありました。
学校帰り、モモを失敬して食べました。
他人様のものを、こうして食べるは格別な味がする。
・ 山裾の桃を失敬コラ~誰だ
悪がき二人身を潜めをり (縄)
、
むかしむかしそういうこともあったのですね。
悪がきが自分の食べる分を少し失敬するくらいなら
まだ神様も大目に見てくれたでしょう。
が
最近の農作物や果物の泥棒はプロ集団の仕業で
一年間の農家の苦労を踏みにじり
怒りしか感じませんね。
昔は
柿・栗・桃・棗・山桜桃梅・枇杷・無花果など
実の成る木がどこの家にも植えてありました。
懐かしいです。