玄徳道

道を語るブログです。

西の宮の神道

2021-05-05 13:47:00 | 神業道



兵庫県西宮市にある西宮神社。






祭神は蛭子大神。
昔、鳴尾の漁師が網にかかった神像を拾い、その神像の御告げにより、この地に祀って出来た神社てあるようです。






私にとって、西宮神社は優しくて、よく参拝しておりました。しかし、十年?ぐらい前に祈祷殿を造る工事が始まりました。池の水を全部干し、立派な祈祷殿が出来上がりましたが、御眷族の数が減った様に思えて、悲しかったのを覚えています。

エビス神 又の御名こそ 形なく 万物を利する 水となるなり。

ひるこ神 仕えまつらん 前の世に 授けし玉は いずこにあらん。

此処から妙龍寺に向かいます。



 


 



妙龍寺。

この隣りにある磐座へ参拝します。



私のルーツ。マハカーラ 大暗黒天の磐座と私が勝手に祀っております。そうです。私は変なおじさんなのです。

この辺りは女神(目神)山と言って巨石磐座が満載にして、甲山と向かい合う、小さい神の山でした。今は住宅街ですが。

すぐ近くには越木岩神社があります。





越木岩神社です。
祭神は蛭子大神とされ、北の戎と呼ばれています。

甑岩へ向かいます。









此方がメインの甑岩の磐座です。

昔、大阪城築城の為に大名が磐を割ろうとしたところ、磐の間より鳴動し、真っ白な霊気が立ち登り、石工達は倒れ臥し、どうしても運び出せなかったと言われております。

ちなみに此処に初めて参拝した頃、御眷族の怒りを感じ、その理由は、隣りにマンション建設の事業が起こっており、その土地にも巨石磐座が残っておりました。計画ではその巨石を破壊するとの事でしたが、二十年ぐらい経っていると思いますが、未だにマンション建設の計画が頓挫しております。


貴船社。


稚日女命の磐座。

瀬織津姫の織りなせし 太占奇路ぞかしこけれ 瀬織津姫の織なせる 神の奇路を括るのは 白山比売の神の業 括り結びて鳴り成らせ 色つけ形に現すは 丹生都の神と言うならむ。





此処で水業の為の御水を頂き、磐笛達を沐浴させて貰います。


此処から、鷲林寺へ。









六甲山の湧き水です。汲んでいかれる方を見かけます。





鷲林寺。本尊は十一面観世音菩薩です。
牛女の噂がたち、ホラースポットとされた事があるようですが、笑止。




この地には大鷲の姿の麁乱神と云われる土公神がおられ、弘法大師空海により、調伏された、由縁があります。

様々な伝承がありますが、麁乱神は天地自然の精霊でもあり、土地神でもあり、空海により、観音の御位を授かったとも言えます。





この荒神堂の裏手の山を登ります。



吾が友である麁乱神の磐座です。私が勝手に祀っております。そうです、変なおじさんだからです。

此処から甲山が一望できます。



そして甲山へ。



甲山は、兵庫県西宮市にあり、古い火山の跡地でもあるが、神功皇后が三韓征伐の甲冑を埋めたとも伝えられ、修験道の開祖、役の小角が弁財天を祀ったともされる。









神呪寺は、真名井御前が宮中を抜け、六角堂で修行、西宮宮神社、廣田神社からその神奈備山である甲山へ入られた。妃は、弘法大師空海を招き、我が身を写して、如意輪観音増を彫らしめ、神呪寺を開基したとされる。

甲山 神の御山よ 六甲の山 降りた神示を 受けて立たなん。

澄みわたる 六甲の山 古き道 見つけてしがな 己が魂。

私の神業の原点の山であります。

甲山へは登りません。頂上は禿げてあり、この山は眺望参拝が一番だからです。

最後に廣田神社へ。










廣田神社です。祭神は天照大神荒魂であります。向津姫とも呼ばれており、又の名を瀬織津姫大神。

私が神に依存心があった期間、この神社に来ると頭が痛くなりました。何故か参拝するけれど、ずっと嫌われていると感じていました。

私が内鳴る神を覚えてから、六甲神の道を歩んでからは、そのような事が無くなりました。

この廣田神社にある御神水は、磐笛達を沐浴させたり、水を頂いて水業に使わさせて頂いております。

あめつちに 祈りて人を 待ちつつに 永遠に眠る 仕組みの神ぞ。

心だに 誠の心を 持ちたらば 古への宝 我は授けん。

















コメント (7)
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