東松島市上下堤地区の集落道を歩いていると、丘陵の崖地からたくさんのつる
が垂れ下がっています。よく見ると、その殆どに花房が付いていますが、まだ小さな
ツボミの状態ですから、花の盛りは二週間後くらいでしょうか。
葉は以前観察したオオツルイタドリに似ていますが、花期が違いますから別の種と
思われます。あちらは、9月下旬には既に果実になっていましたからね。
そうすると、同じタデ科のつる植物の中から、似 . . . 本文を読む
松島町手樽地区、丘陵地の狭間の水田の奥に溜池があって、その土手上を歩い
ていると、山側斜面の木に何かの実がたくさん生っているのが見えます。
樹下まで歩み寄って観察すると、葉が大きいのでアカメガシワでしょうね。
落ちていた鉤形の枝を使って、手近な枝を引き寄せると、幾つかの実がはじけて
いて、中の黒い種子が顔を覗かせていました。
二枚とも2017 . . . 本文を読む
松島町手樽地区、丘陵地の狭間の奥には、葦原と化した耕作放棄田が続いていて、そこに葦と競合するかのように、茶褐色の果穂を付けたアブラガヤが群生していました。果実が茶褐色に変わっているのは、既に成熟しているからでしょう。アブラガヤを漢字表記すると「油茅」となり、果穂の色が茶褐色の油色をしていることと、油臭い臭いがするところから名付けられたようです。 二枚と . . . 本文を読む
松島町手樽地区、丘陵地の狭間にある耕作放棄地の一角に、白い花穂を付けた
植物が群生しています。あぜ道を伝って近づくと、タデの仲間のようですが、初めて
見る植物です。どことなくサクラタデに似ているものの、あちらは花色が淡紅色ですし、
一つひとつの花がもっと大きいですから、別物でしょう。
うろ覚えですが、シロバナサクラタデという種があったような ?
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松島町手樽地区、丘陵地の狭間には水田が拓かれていますが、奥に行くに従って
休耕田や耕作放棄田が多くなっていきます。
丘陵地の狭間にありますから水田の水はけが悪く、既に用水は止められているのに、
田んぼは湿ったままですから、湿田と言って良いでしょう。
そんな湿田の縁や休耕田には、青いコナギの花が咲き始めていました。
二枚とも2017.9.21撮 . . . 本文を読む