栗原市栗駒鳥沢地区北東部、小河川沿いの集落道を下っていると、川べりの立木につる植物が
絡んでいて、多くの枝葉を茂らせています。ここでは川が道路より2mほど低いところを流れて
いるので、立木の枝に絡んだつる植物でも容易に観察できます。
よく見ると、つるにはブドウ状の実がたくさん生っていますが、ブドウの仲間にしては葉が小さ
いので、マツブサでしょうか。観察すると葉の形もそのものですから、これはマツブ . . . 本文を読む
栗原市金成普賢堂地区北部、丘陵地の狭間の細い農道を上がって行くと、やがて山裾の細道に
なります。道の東側にはヤナギやハンノキの若木の林がありますが、林床が平坦ですからかつ
ては田んぼだったのでしょう。さらに行くと、西側が杉林になったあたりで、道下の草藪の中
に青い花が点々と見えます。歩み寄ると、淡い日ざしで開き始めたリンドウの花で、20mほど
の範囲に12~13株が咲いています。
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栗原市金成普賢堂地区北部、丘陵地の狭間の細い農道を上がって行くと、耕作放棄田に黄色い
花が幾つも咲いているのが見えます。この時季によく見る、ヤクシソウやアキノキリンソウとは
花の付き方が違いますね・・何の花でしょうか。
湿った草地に踏み込んで花を観察すると、春に咲くニガナの花によく似ていますが、季節が違い
ますから別の種でしょう。
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栗原市金成普賢堂地区北部、丘陵地の狭間に耕作放棄田が続いていて、これに沿う細い農道を
上がって行くと、周辺の藪や立木につる植物が絡んでいて、その葉が鮮やかに黄葉しています。
これはヤマノイモでしょうか、葉が縦長の心形ですからね。
よく似たオニドコロの葉はもっと大きくて幅広ですし、それにムカゴが付かないので、これが
付いていればヤマノイモということになります。つるを目で追うと、黄葉の下の方にたくさ . . . 本文を読む
一関市藤沢町黄海地区南東部、丘陵上に広がる牧草地の中の道を歩いていると、路肩にたくさ
んのワルナスビが生えていて、白い花を幾つも咲かせています。しばらく行くと、ワルナスビ
の群落の中に、直径3~4cmの白花が5~6個咲いているのを見つけました。
丸くロート形に開いたアサガオ似の花ですが、ふつうのアサガオよりも花が一回り小さく、赤
紫色の斑が入っています。
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