気仙沼市本吉町山田地区南部、沢沿いの集落道を歩いていると、山側が高さ3~4mの段丘崖になっていて、そこに淡い青紫色の花が咲き始めています。ツルニチニチソウ似ですが、花や葉がかなり小さいのでヒメツルニチニチソウでしょうね。以前、民家の庭先で観察したことがあります。
二枚とも2020.3.26撮影
ヒメツルニチニチソウは帰化植物で . . . 本文を読む
気仙沼市本吉町山田地区南部、山麓の集落道を歩いていると、道下の耕作放棄地に何本ものヤナギが茂っていて、枝にはたくさんの花穂が付いています。よく見ると太めで黄色い花穂を付けた木と、細めで黄緑色の花穂を付けた木の二種類がありますから、きっと同種の雌雄株なのでしょう。黄色い花穂は、以前観察したバッコヤナギの雄花序のようですから、黄緑色の花穂は同種の雌花序ではないでしょうか。初めに雄花序、下の段に雌花序の . . . 本文を読む
大和町吉田地区西部、しっかりした砂利敷の林道を上がって行くと、道端にアサツキが生えているのを見つけました。あたりを見渡すと、道の両側に点々と生えていて、草丈が10cmほどですから山菜としても採りごろでしょう。土の軟らかそうなところで2~3本引っ張ると、スッと抜けてきました。軟らかそうな良いアサツキで、採りたいところですが後の行程が長いので、今日は止めておきましょう。
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大和町吉田地区西部、山裾の車道を北へ歩いて行くと、細い横道があって脇にきれいな水が流れています。沢は無いので、山裾からの湧水でしょうね。横道に入って行くと流れの緩やかな場所があって、そこにたくさんの浮草が漂っています。しゃがみ込んで観察すると、イチョウの葉のような形をしていて、長径は5~15mm。葉質は厚く、葉柄には毛が生えているように見えます。浮草の多くが羊歯植物ですから、これも羊歯の仲間なので . . . 本文を読む
大和町吉田地区西部、吉田川沿いの細い車道を下流側へ歩いていると、脇道の山側法面にたくさんの白花が咲いているのが見えます。寄り道して確認すると、葉が3小葉に分かれていて、先端が丸みを帯びていますからアズマイチゲですね。なお、この法面はかつての農地の法面で、上は田んぼ跡らしき平坦地になっています。
二枚とも2020.3.19撮影
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