南三陸町北部、杉林沿いの荒れた作業道を下って行くと、道端にツチグリかその仲間のキノコが幾つか生えています。全く傷んでいないので昨年の秋に生えたのではなく、最近になってから生えたものと推測されます。ただ、真ん中の袋はすでに熟して胞子を放出した後のようで、頂部には小さな穴が開いています。
二枚とも2022.2.19撮影
キノコ図鑑 . . . 本文を読む
気仙沼市本吉町、山側から細い集落道を下って行くと、南側の田んぼ沿いに幅の狭い草地が続いています。何かの根生葉がないかと探していると、ヘビイチゴかその仲間のヤブヘビイチゴらしき根生葉が、あちこちと島状に群生しています。ここは日当たりの良い草地ですから、日向を好むヘビイチゴの可能性が高いでしょう。
二枚とも2022.2.19撮影
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南三陸町歌津地区、細い農道から分かれて荒れた作業道を海側へ入って行くと、やがて作業道の道形もあやふやになります。その先は不確かな獣道のようになりますが、木々の下枝を潜り、灌木をかき分けて海岸を目指します。
木々を透かして海が見える辺りで、林床に丈の低い常緑広葉樹が茂っています。その葉は厚いなめし革のような質感で、周囲を見回すと赤い実が残っている株もありますから、ミヤマシキミでしょうね。
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南三陸町北部、集落道から分かれて細い農道を行くと、周囲には荒れた耕作放棄地が広がっているもののの、所々に耕作中の畑もあります。農道の終点らしき場所まで行くと、林縁に何かの低木が濃密な藪をなしています。
藪はトゲの生えた低木や小高木からなっていて、その枝にはサンショウのような果実が残されています。トゲを見ると二個が対になっているのでやはりサンショウかとも思いましたが、トゲの元が極端に太くなっている . . . 本文を読む
南三陸町北部、細い集落道を上がって行くと、山側法面に何かの緑葉が見えます。常緑の羊歯か草なのか、常緑樹の幼木なのか・・葉をよく見ると奇数羽状複葉で葉軸に翼がありますから、数年前に松島町の富山観音で観察した、フユザンショウかも知れません。もっと生えていないかと周囲をさらに探してみましたが、他には見つかりませんでした。
二枚とも20 . . . 本文を読む