大郷町西部の石原地区、丘陵地の狭間の農道を上がっていくと、斜面の裾に溝が続いていま
すから、農道の側溝なのかも知れません。その周りが草地になっていて、様々な植物が茂って
います。そこにあずき色の花序を付けた、大形の植物が点々と生えていて、間近で観察すると
まだ花は開いていませんから「つぼみ」とする方が良いでしょう。
花や葉の形からセリ科の植物と思われますが、あずき色の花は見たことがないので、帰宅後 . . . 本文を読む
大郷町西部の石原地区、沢奥に三つの溜池が連なる場所があるので、農道終点から細い山道
を上がっていくと、杉林の入口付近の小藪に白い花が幾つか咲いています。
少し上がると、道沿いの篠竹につるを絡めて咲いている株があり、ちょうど花の盛りのようで
多くの花を付けています。ただ林内で日当たりが良くないためか、花色が極薄ですね。
二枚とも201 . . . 本文を読む
大郷町西部の石原地区、この辺りには標高70~90mの丘陵地が広がっていて、その間を何本か
の細い沢が流れています。沢沿いには水田が続き、沢奥には耕作放棄田が何枚かあったり、農
業用の溜池が築かれています。
沢奥に三つの溜池が連続する場所があり、その最奥の溜池周辺を踏査していると、土手に青い
花が咲いているのが見えます。草藪をかき分けて歩み寄るとキキョウの花で、10株以上咲いて
います。キキョウは . . . 本文を読む
南三陸町戸倉地区西部、山間の沢沿いの農道を歩いていると、脇の田んぼに小さな浮草が無数
に浮かんでいるのを見つけました。かつてよく見たサンショウモと比較すると、葉の大きさは
三分の一くらいしかありません。そのぶん数が多く、水面が見えないほどに群生している箇所
もあります。名前は帰宅後に調べるしかありません。
二枚とも2019.8.19 . . . 本文を読む
南三陸町戸倉地区西部、山間の農道を歩いていると、田んぼの縁に白い花が点々と咲いてい
るのが見えます。歩み寄って確認するとオモダカかアギナシの花のようです。
どちらも葉は矢じり形で、オモダカは葉幅が広く、アギナシは葉幅がかなり細いようです。
また葉身の真ん中付近から下が二つの側裂片に分かれますが、オモダカは上裂片が側裂片
より短いのに対し、アギナシは逆で上裂片が下方の側裂片よりも長いとあります。
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