気仙沼市本吉町、海岸から数百メートルの位置にある農地沿いを歩いていると、赤土の法面に赤紫蘇のような色の根生葉が点々と生えています。歩み寄って観察すると、シソ科の園芸植物で〇〇ジュウニヒトエと言ったような ?
二枚とも2022.1.22撮影
「シソ科 園芸植物 ジュウニヒトエ」でネット検索すると、セイヨウジュウニヒトエがあって、 . . . 本文を読む
気仙沼市本吉町、小河川に並行する集落道を下って行くと山裾に平坦地が続いていますが、造成されてから年数が経っていないようです。赤土が露出していたり、冬枯れた雑草に覆われていたりで、まだ耕作されていませんね。ここは海岸から数百メートルしか離れていない場所ですから、大震災後に造成されたのでしょう。
そんな平坦地の法面に、点々と緑葉が生えています。歩み寄って観察すると、ジャノヒゲの仲間のタマリュウ(玉竜 . . . 本文を読む
石巻市北上町、集落から林道を上がって行くと、林道法面や近くの林縁に常緑広葉樹の低木が散生していて、その葉は深緑色で光沢があり、縁には細かい鋸歯があります。これはチャノキ(茶の木)ですね。かつては民家の生垣として、或いは斜面の茶畑で栽培されていたのでしょうが、そこから逸出して法面や林縁で繁殖しているものと思われます。杉林に入ると林床にも、その上手の雑木林内にもたくさん生えています。
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石巻市北上町、林道から分かれて杉林沿いの荒れた作業道を下って行くと、林縁にリョウメンシダが群生しています。よく見ると、リョウメンシダの間に光沢のある葉を展開した羊歯が散生しています。小羽片の形や、密生する鱗片などからイノデの仲間と思われますが、具体的な種までは判りません。各部位の写真を多めに撮って持ち帰り、羊歯図鑑と見比べてみましょう。なお、杉の枯れた葉や小枝が散り積もっていたので、これらを除いて . . . 本文を読む
松島町東部、丘陵地の狭間の農道を山手へ歩いて行くと、路肩や山裾の草地に何かの根生葉が密生しています。しゃがみ込んで観察すると、イワニガナ(別名ジシバリ)の仲間のオオジシバリの根生葉のようです。ほとんど枯れた葉がないので、寒さに強いのでしょう。この辺りでは斜面下の湿り気のある場所や、水路沿いにふつうに群生しています。
二枚とも20 . . . 本文を読む