一関市花泉町、丘陵地の細い農道を下って行くと脇にヤナギ林があり、林内には枯木や倒木が点在しています。林内に踏み込んでキノコを探していると、ヤナギの倒木に傘の直径が4cmほどのキノコが束生しているのを見つけました。ナメコの仲間のスギタケに似ていますが、スギタケは傘上の濃色の鱗片が、もっと小さくて密生しているような ? 帰宅後にキノコ図鑑で調べてみましょう。
キノコ図鑑でスギタケを検索して . . . 本文を読む
一関市花泉町、丘陵上の集落道から、小沢に沿った細い農道を下って行くと、山裾にヤナギの林がありますが、真っ平ですから20年くらい前は田んぼだったものと推測されます。ヤナギの木は生長が早いものの腐朽するのも早く、木々の1/3くらいは倒れたり傾いたりしています。倒木にキノコが生えているかも知れないので探してみましょう。
1本の立ち枯れて傾いた木の裏側を見ると、黄褐色のキノコが20~30本生えています。 . . . 本文を読む
加美町宮崎地区、周囲の紅葉を眺めながら林道を上がって行くと、コナラよりも葉が大きな黄葉が見られるようになってきました。高木の梢ですから肉眼ではしっかりとは確認できませんが、たぶんミズナラでしょう。ナラの仲間は早い時季には殆ど落葉しないため、樹下を探しても傷んだ前年の落葉しか見つかりません。
しばらく行くと、幸いにも林縁にミズナラの小高木が生えていて、ようやくそれと確認できる写真が撮れました。葉が . . . 本文を読む
加美町宮崎地区、奥山の林道を紅葉に注目しながら上がって行くと、あちこちに紅葉したモミジが茂っています。宮崎地区の奥山は多雪地域にあたりますから、ここに自生するモミジは日本海側に多いヤマモミジと思われますが、手近なところに観察できる枝がないため、林道上で落葉を探すことにしました。
二枚とも2024.11.12撮影
幸い傷みの少な . . . 本文を読む
加美町宮崎地区、奥山の林道を上がって行くと、林道の山側法面に紅葉したモミジの低木が何本か生えているのを見つけました。よく見るヤマモミジなどと違って、掌状に深裂した裂片の先端が長く伸びています。標高の高い山の尾根道などで見かける、ミネカエデの仲間かも知れません。周囲の林縁の紅葉した木々を見上げても、同じような葉が見つからないので、離れた森から種子が飛ばされてきて、林道法面で発芽したものと推測されます . . . 本文を読む