気仙沼市本吉町、中河川河口域の小砂利の浜を踏査していると、アカザの仲間らしき植物が群生していて、葉を見ると三角形になっています。ホコガタアカザという外来種が図鑑に載っているのを見た記憶があり、これがその種かも知れません。
二枚とも2024.7.19撮影
我家の植物図鑑をめくってみましたが、ホコガタアカ . . . 本文を読む
気仙沼市本吉町、中河川の河口域を踏査していると、護岸ブロックの間に、淡紅色の花が群れ咲いているのが見えます。歩み寄って観察すると、フジナデシコ(別名ハマナデシコ)の花ですね。ただ、盛りは過ぎているようで、少し傷んだ花もあります。
フジナデシコは松島湾岸ではよく見られ、凝灰岩質の岩場や崖錐、浜辺などに群生しています。他には牡鹿半島の岩場でも観察していますが、それ以北で観察するのは初めてです。私の中 . . . 本文を読む
気仙沼市本吉町、中河川の河口域で昨年見つけたウミミドリを探しますが、そもそも地形が変わっていて、ウミミドリが群生していた小入江が消えています。今年の冬は暴風が吹き荒れましたから、高波が打ち寄せて地形が変わってしまったものと推測されます。
ウミミドリを探しながら少し上流側へ行くと、シロネやヒメガマの群落があって、縁にはウミミドリらしき小型の植物が混じっています。覗き込むとやはりウミミドリで、群落の . . . 本文を読む
気仙沼市本吉町、中河川下流の河川敷を河口側へ下って行くと、作業道より一段低い場所に、草丈1mほどの植物が叢生しているのが見えます。少し黄色味を帯びた茎葉が目立つので、何かと草藪に踏み込んで観察すると、オトギリソウの仲間のトモエソウですね。すでに結実していて、大きく膨らんだ紡錘形の果実の周りには、花びらのガラが付着しています。
果実は蒴果で、完熟すると鞘が先端から小さく5裂して、隙間から小さな種子 . . . 本文を読む
松島町東部、集落道を西へ行くと、道脇の草地に白い小さな花が群れ咲いています。寄り道して確認すると、花の直径は10mmほど、つるは巻き付いたり絡んだりせずに、地際を這うだけのつる植物のようです。見たことのない植物ですから、外来種でしょうか。「匍匐性つる植物 白花 花の直径10mm 外来種」これらのワードで調べてみましょう。
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