登米市東和町米川地区北東部、なだらかな山地頂稜部の林道を北へ2~3km行くと、ゆるやかに坂を上って行きます。道の路肩には丈の低い草が疎らに生えていますが、その中に紫色の小花が点々と咲いています。これはニワゼキショウでしょうか、或いはよく似たオオニワゼキショウかも知れません。細部を見比べてみましょう。
写真の花は青く写ってしまいましたが、実際の色は紫色で濃色の条線が入っています。設定を変えて10枚 . . . 本文を読む
登米市東和町米川地区北東部、なだらかな山地頂稜部の林道を北へ向かうと、山側法面下に水溜まりがあって、その際にやや大きめなスゲの仲間が生えています。葉幅は広めで10mmほどもあります。側小穂の長さは50mmほどと長めで、3~4本が垂れ下がっています。このように特徴がはっきりしていますから、ネット検索すれば容易に素性が判るでしょう。
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登米市東和町米川地区北東部、なだらかな山地の頂稜から頂稜へと、なぞるかのように林道が通っていて、一帯には若い落葉広葉樹の林が広がっています。林道沿いは日当たりが良いことから木々の花付きが良く、歩きながらでも花を見つけやすいので、撮影するには好都合です。ただ樹齢20年ほどと思われる若木が多く、どの樹種も花数が少ないのが難点です。
今回の踏査の狙いはハクウンボクの花です。林内で咲いているのは見たこと . . . 本文を読む
登米市東和町嵯峨立地区北部、丘陵地の細い車道を下って行くと、道路と農地の境目に1本の小高木がこんもりと茂っています。近づくにつれ、白いアジサイのような花がたくさん咲いているのが見えます。葉がカエデの葉のように3裂しているので、カンボクの木でしょうね。果実は何度か見ていますが、花を見るのは初めてです。
二枚とも2021.5.19撮 . . . 本文を読む
登米市東和町嵯峨立地区北部、広葉樹林内の林道を下って行くと、沢の手前に新しい作業道があるので、これを数百メートル行くと伐採跡地を抜け、細い枝沢へと下って行きます。その枝沢近くの作業道や沢沿いに、スゲの仲間が群生しています。葉や茎は短めで、葉の長さが30cmほど、茎の高さは20cmほどで明瞭な3稜があります。茎上部には2~3個の側小穂(果実)が、上向きに付いています。
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