一関市藤沢町黄海地区の南部、深い峡谷を刻んで流れる小河川沿いの荒れた林道を遡って
いくと、竹林や耕作放棄地を抜けて、目指した新しい林道に出ました。
こちらは砂利が敷かれ、定期的に整備されているようで、真新しい車の轍も残されています。
林道を上流方向へ上がって行くと、山裾の路肩に何かの新葉が芽生え始めています。
しゃがみこんで観察すると、濃緑色~緑褐色の切れ込んだ葉ですから、ムラサキケマンの
越冬 . . . 本文を読む
一関市藤沢町黄海地区の南部、深い峡谷を刻んで流れる小河川沿いの荒れた林道を遡って
いくと、蛇行した川に侵食されて道形が失われています。川向こうを見ると、先の方は道形
が続いていますから、川を渉るしかないようです。川の上手を見ると、川幅が狭くなった
ところでカモシカが渉ったような足跡が残されています。
カモシカに倣ってその箇所を渉ると、浅い流れで石もありますから、登山靴を少し濡らす
程度で済みました . . . 本文を読む
一関市藤沢町黄海地区の南部、台地状の山地の間を小河川が流れていて、深い峡谷を刻んで
北上川に注いでいます。峡谷ながら流れはゆるやかで、川沿いに古い林道の道形が残されて
います。夏場はつる草や丈のある草に覆われるため、道形を通り抜けることができません。
それらが枯れ果てた冬場なら通れるかもしれないと、下流側から遡ってみました。
道形の入り口あたりは草が刈り払われていて、100mほどは楽に辿れました . . . 本文を読む
気仙沼市本吉町山田地区、川沿いの集落道から分かれて山間集落への道を上がって行くと、
集落道脇の牧草地の法面に、緑色の小さな葉がビッシリと生えています。
中腰で観察すると、葉が鉾形ですからヒメスイバですね。明治初期に渡来したユーラシア原産
の帰化植物ですが、山間集落の道路脇でも繁殖していますから、ほぼ全国に広がっているもの
と思われます。種子で増えますし、地下茎を横走させて群生しますから、一度入り込 . . . 本文を読む
気仙沼市本吉町山田地区、川沿いの集落道を歩いていると、側溝脇に細かく切れ込んだ
葉が地際に茂っています。一見するとノコギリソウのように見えますが、よく見ると
レース編みのような繊細な葉ですから、セイヨウノコギリソウでしょうね。
冬のうちから、このように根生葉を茂らせているんですね。
民家からさほど離れていませんから、植えられたものか、逸出したものかは判りません。
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