一関市藤沢町藤沢地区西部、標高150mほどの丘陵地に溜池があって、その土手に
アズキの莢状のものがたくさん生っているのが見えます。
立ち寄って観察すると、クララの豆果ですね。花は何度も見ていますが、豆果を見る
のは初めてです。クララは湿り気を好むので、河川の土手や棚田の法面などに自生して
いることが多く、だいたいは夏場に1~2度刈り払われる運命にあるのです。
幸い、ここはまだ刈り払われていませんが . . . 本文を読む
一関市藤沢町藤沢地区の西部、標高150mほどの丘陵地に溜池があって、その下手
の水田脇には、コンクリート化されていない細い水路(小沢)が流れています。
水路周りは草地になっていて、クズやツユクサが草薮をなしています。
草薮の間から白い花らしきものが覗いています。しゃがみこんで観察すると、花びら
の間には既に丸い実のようなものが付いています。何でしょう、初めて見る花です。
葉や茎がハコベの仲間のよ . . . 本文を読む
一関市藤沢町藤沢地区の西部、標高100~150mのところになだらかな丘陵地が
広がっていて、そこに窪地のような小さな沢があって、上手には溜池が設けられて
います。溜池直下の水田脇には、コンクリート化されていない水路(小沢)が流れて
いて、それに沿った草むらに、淡紅色の花穂が何本も立ち上がっています。
イヌゴマの花ですね。少し離れた上手にも群生しているのが見えます。
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南三陸町歌津地区の半島部、集落道や農道を歩いて漁港や磯浜を巡っていると、よくエノキの木を見かけます。漁具置場の片隅だったり、農地の法面だったり、海岸近くの常緑樹の間だったりと、場所を選ばずに生えています。ただ、群生しているとか、植栽されるといったことはなく、あっちこっちに点々と生えています。これは果実を食べた野鳥が、糞とともに種子を排泄した結果、あっちこっちに生えることになったのでしょう。エノキの . . . 本文を読む
南三陸町歌津地区の半島部、なだらかな丘陵地を農道が北へ延びていて、これをしばらく行くと、小さな浜へ下る細道があります。数百メートル行くと尾根状の地形となり、林も杉林から松林へと変わります。明るい松林ですから、林床にはツツジやウコギなどの低木が茂っています。そんな低木の1つに、赤褐色の果実が何個かぶら下がっています。たぶん、ナツハゼの果実ですね。完熟すると黒紫色になりますが、まだ熟し始めたばかりなの . . . 本文を読む