南三陸町戸倉地区東部、丘陵地の集落道をゆるやかに上がって行くと、道路脇に荒れた畑があって何かの越冬葉が生えています。何となくユリの仲間のような印象で・・いつか見たニンニクの葉に似ているような ?葉を千切って嗅いでみると、ニンニクの臭いがします。ニンニクの越冬葉ですね。
丘陵地の中段にある畑ですから、長手方向には40mほどあるものの、幅は狭く5~6mしかありません。畑全体を見渡すと中央付近だけが耕 . . . 本文を読む
南三陸町戸倉地区東部、国道から分かれて林道を南へ上がって行くと、道下に放棄された桑畑がありますが、木が大きくなって畑跡というよりも林になっています。何か根生葉を観察できるかと、道路法面を下って畑跡を歩き回ると、カモシカの糞があちこちに盛られています。ここは彼らにとって絶好の餌場になっているようです。
カモシカの糞近くで、彼らが食べたと思われる千切られた剣葉が何株か見つかりました。しゃがみ込んで観 . . . 本文を読む
南三陸町戸倉地区東部、漁港近くの防潮堤を越えて崖下の波打ち際を辿ると、ツバキやタブノキなどの樹下に、光沢のある葉を展開する羊歯が群生しています。これはオニヤブソテツですね。海岸近くに生える羊歯で、岩壁の割目や常緑樹周りに生えているのを時々見かけますが、こんなにも群生しているのを見るのは初めてです。
二枚とも2021.1.22撮影 . . . 本文を読む
東松島市の宮戸島、里浜貝塚の南側に舌状に張り出した丘陵があり、地図を読むとこれを乗り越える細道があるようです。急な細道で丘陵を登りきると、平坦な頂稜が南北に伸びていますが、細道は西へ緩やかに下って行きます。
少し下ると常緑広葉樹の大木が聳え立っていて、根方には石の祠が祀られています。樹皮がやや橙色を帯びた淡褐色で、幹のあちこちに大きなコブがありますから、タブノキでしょうね。この木の他にも、丘陵の . . . 本文を読む
東松島市の宮戸島、里浜貝塚近くの小丘上に遊歩道があり、これに沿ってツバキやヒサカキが茂っていてあちこちに木陰をつくっています。そんな木陰まわりに、ラン科の植物の根生葉のような葉が、点々と生えています。何でしょうね ?
二枚とも2021.1.15撮影
さらに遊歩道を行くと、葉の下に葉柄が付いたものが見つかり、それでシュロの小苗と . . . 本文を読む