気仙沼市本吉町山田地区の北部、小河川沿いの市道から分かれて、伐採跡地の作業道を
上がって行くと、山側の法面に白い花を咲かせたスミレが5~6株生えています。
白花で葉が丸いことからマルバスミレですね。さらに作業道を上がって行くと、5~10株
がまとまった島状になっていて、そんな島が点々と法面に続いています。
比較的新しい法面なので土が露出していたり、落葉に覆われていてもその下は土の斜面だった
りしま . . . 本文を読む
気仙沼市本吉町山田地区の北部、沢沿いの林道を下っていると、急斜面を上っていく荒れた
作業道があり、これを何度か折り返しながら登っていくと、なだらかな中腹に出ました。
そこは樹齢20年ほどの若い雑木林で、林床には淡い紅紫色のスミレが点々と咲いています。
観察すると、花茎の先に大き目の花が咲いているだけで、まだ葉が出ていません。
これはアケボノスミレですね。いくつか観察していると、巻いた葉が出かかって . . . 本文を読む
登米市東和町の嵯峨立区北西部、県道を走行していると、山側急斜面にヤブサンザシらしき
葉がチラッと見えたので、車を止めて確認するとやはりヤブサンザシです。
ちょうど黄色い小花が幾つか咲いていて、これがヤブサンザシの花の初見になります。
道路際の斜面ですから、年に1~2度刈り払われるのでしょうね。
ちょっといじけた樹形で、斜面に押し付けられたかのように小さく枝葉を茂らせています。
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一関市藤沢町黄海地区南西部、北上川に注ぐ小河川沿いの荒れた道形を下っていると、流れの
際や林縁に茂る低木に、たくさんの黄色い花が咲いているのが見られます。
歩み寄って観察すると、アブラチャンの花ですね。ただ、花の盛りは過ぎているようで、多く
の花で赤茶色の傷みが入っていました。それでも、流れの際などでは傷みの少ない花が見られ
たので、それを選んで撮ってきました。
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一関市藤沢町黄海地区の南西部、小河川に沿った砂利敷きの林道を下っていると、日当たり
の良い場所に出ました。林道路肩を見ると、淡い青紫色のスミレがたくさん咲いています。
初めは花色からタチツボスミレの花かと思い、ほとんど注目しなかったのですが、足元の轍の
間にも咲いていて、その葉がタチツボスミレにしては小さく、やや縦長のように見えます。
しゃがみこんで観察すると、タチツボスミレのような地上茎が無く、 . . . 本文を読む