東松島市浅井地区西部、丘陵地の尾根筋は松混じりの雑木林になっています。これを登って行くと篠竹が密生しているので、掻き分けながら登っていきます。マツやコナラの樹下は篠竹が殆ど生えておらず、そこで休憩していると林床に小さな緑葉が点々と見えます。そっと落葉を除けて確認すると、林床を這いまわっているつる植物の葉ですね。たぶん・・テイカカズラの幼木の葉でしょう。成木の葉と違って細長く、葉脈に沿って白斑が入る . . . 本文を読む
石巻市北上町十三浜地区、漁港から荒れた林道を北へ向かい、途中から細道を下って海岸へ出てみました。あまり波の無い日でしたから、波打ち際や岩場を巡っていると、岩の割目や窪みに小さな緑葉が点在しているのを見つけました。歩み寄って確認すると、葉脈が深く刻まれているのでラセイタソウの小株ですね。
二枚とも2020.12.17撮影
一つひと . . . 本文を読む
石巻市北上町十三浜地区、海岸近くの踏査を終えて、国道へ戻るべく林道を歩いて行くと、薄く積もった雪の上に、大きな野鳥の足跡が続いています。目測ながら長さが5~6cmはありますから、キジの足跡でしょうね。ヤマドリの足跡も同じくらいの大きさですが、この鳥は深山に棲息していて、この地域のような海岸寄りには棲息していません。
二枚とも202 . . . 本文を読む
石巻市北上町十三浜地区、漁港から北へ延びる荒れた林道を行き、途中から海岸へ出たり尾根を越えたりしてさらに北上します。断崖が続いていますが、その間に細い沢があって、北の高みから南へ下っています。殆ど水は流れておらず、U字形の谷底は杉林になっていますが、倒木が多くて進むのに難儀します。
倒木を跨いだり潜ったりしながら北へ上がって行くと、倒木の薄雪上に何かの足跡が付いているのを見つけました。周囲を見渡 . . . 本文を読む
11月中旬のこと。一関市花泉町永井地区北部、集落道脇の杉林際に赤い実を付けた低木が茂っていて、疎らながら葉も紅葉しています。これはヤブサンザシで、春の芽だし時季がマチマチで、1月末に早々と新葉を出しているのを観察しているので、かなり寒さに強い種と思われます。
そこから類推すると、赤や黄に色付いている葉は冬~春先に出たもので、まだ青い葉は夏場に出たものなのかも知れません。
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