栗原市金成普賢堂地区西部、集落道や林道を歩いていると、道路法面や林際に黄葉した低木を
よく見かけます。歩み寄って観察すると、大きめの楕円形の葉で新枝が黄緑色ですから、ヤナギ
の仲間のバッコヤナギでしょう。ほかのヤナギ同様に黄葉し、落葉する時季は遅いようです。
二枚とも2019.11.27撮影
バッコヤナギを漢字表記すると「婆っこ柳 . . . 本文を読む
一関市花泉町永井地区南東部、丘陵地の車道法面にたくさんのキカラスウリの果実を見つけた
のが、今年の9月初旬のこと。その時は青かった果実も、今の時季なら黄色く熟しているだろう
と、寄り道してみました。
キカラスウリ まだ青い果実
キカラスウリが生っていた場所に行くと、もうつるや葉は枯れていて、地面に転がっている果実
もあります。それでも幾つかつるに残っていたので撮ってみました。
ただ、もう割れが入 . . . 本文を読む
登米市中田町上沼地区北東部、丘陵上の山道を南へ歩いていると、尾根から逸れて西向きの斜面
を緩やかに下るようになります。この辺りの丘陵地は松林になっていて、山道には古い轍が残さ
れていますが、ここ2~3年は車の通行がなかったようで、スギゴケなどが生えています。
山道を下り始めて間もなく「あれ、いま何かを見つけたような ?」
数歩戻って轍の間を見ると、匍匐性のコケ状のものが生えています。しゃがみこん . . . 本文を読む
登米市中田町上沼地区北東部、丘陵上の農道を上がって行くと、道沿いや牧草地周辺に紅葉し
た木が並んでいます。いま赤褐色~黄褐色に紅葉しているのはコナラが多いですね。
傾向として若木の方が赤みが強く、高木になると黄褐色になる印象で、これから気温が下がる
につれ、どちらも褐色に変わっていきます。
落葉樹ですから初冬には落葉しますが、ほかの樹種に比べれば遅い方でしょう。
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登米市中田町上沼地区北東部、丘陵上の農道を上がって行くと、周囲は日当たりのよい牧草地
や草藪になっています。そこに鮮やかに黄葉した小高木が、4~5本並んで見えます。
近くで観察すると、ヤナギ科のヤマナラシのようです。
ヤマナラシの葉はやや厚めの洋紙質で、それに葉柄が長いことから、今日のように強い風が吹く
と、葉と葉が当ってカサカサ・シャカシャカと乾いた音を出し、それが名の由来になっています。
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