松島町手樽あたりでは、至る所にノウサギの足跡がありました。
山越えの車道や山田への農道、山中の細道や送電線の巡視路などにたくさん
残されていますし、驚いたことに交通量の多い県道脇にもクッキリ ! !
二枚とも2018.1.28撮影
ノウサギの足跡は、縦に二つあるのが前足、横に二つ並んでいるのが後足です。
二番 . . . 本文を読む
東松島市大塚地区北部、標高50~60mの丘陵上から雑木や笹の茂る斜面を下ると、奥行きの浅い窪地に出ました。そこは杉林になっているので、その林際を下っていくと、何か常緑の植物が群生しています。歩み寄るとオオバノイノモトソウですね。暖地系の羊歯植物です。牡鹿半島や雄勝の半島部で観察したことはありますが、松島丘陵では初めてです。 二枚とも2018. . . . 本文を読む
東松島市の鳴瀬川西岸には標高50~60mの丘陵地が広がっていて、遠目には
なだらかな台地のように見えます。特に浅井地区南西部には等高線のゆるかな一帯が
あって、まるで牧野の広がりを想像させるほどです。
その近くに溜池があり、これを巡る山道から丘陵へ上って、現地踏査してみました。
丘陵上は地形図のごとくなだらかで、東側に土手状の盛り上がりが続いていたり、南西側
から道形が上っていたりと、人の手が加 . . . 本文を読む
東松島市野蒜地区北部、丘陵地の狭間に水田が続いていて、その山際に農道が
通っています。農道法面に注目して歩いていると、セイヨウアブラナの黄色い花が
あちこちに咲き始めていました。ただ、撮影の翌日からは強い寒気が入り込みました
から、積雪で今は萎れてしまったでしょうね。
でも強い寒気が抜ければ、また咲きなおすことでしょう。
二枚とも2 . . . 本文を読む
南三陸町戸倉地区東部、キャンプ場近くの駐車場外縁に植えられている、モチノキ
にたくさんの実が生っていて、赤く色づいていました。
実の直径は7~10mmほどありますから、ヒヨドリやツグミなどやや大きめの野鳥が食べ
るようです。野鳥は実を丸呑みし、種子を糞とともに排泄します。
果実内の種子の周りには発芽阻害物質がありますが、野鳥の消化器内で除去されるこ
とで、種子の休眠が打破され、発芽しやすくなるのだ . . . 本文を読む