町内の散歩で横丁を歩いていると、ブロック塀に沿ってイネ科と思しき植物が群生していて、その殆どの小穂が熟して淡黄褐色になっています。しゃがみ込んで観察すると、植物図鑑で見たコバンソウですね。私としてはこれが初見です。形や色合いが小判に似ていることから、コバンソウと名付けられたようです。道路沿いで見たことがないのに、この横丁にだけ群生しているのは、どこか近くの園芸好きのお宅から逸出して、繁殖したものと . . . 本文を読む
加美町宮崎旭地区北部、林道から細い山道を下って行くと、夏草が蔓延っていたり倒木が道を塞いでいたりで、道形さえも見失いそうになります。それでも慎重に下って行くと、予想外に水量の多い沢に出ました。大岩があって落ち込みの深さも十分ですから、イワナが釣れるのではないでしょうか。
対岸の斜面にも山道が続いているはずですから、目で追うと少し下手の斜面をゆるやかに上がって行く道形が見つかりました。沢には大石が . . . 本文を読む
加美町宮崎旭地区北部、林道を北へ上がって行くと、谷側の斜面に茂る木にたくさんの実が生っているのが見えます。楕円形の葉にくっきりと葉脈が見え、たくさんの実が散房状に付いていますからミズキの実ですね。今はまだ青い実ですが、秋には赤く色づき、やがて黒紫色に熟します。
二枚とも2021.6.21撮影
ミズキにはたくさんの実がなりますか . . . 本文を読む
登米市登米町日根牛地区南部、山地中腹の林道を北へ歩いて行くと、湿り気のある林道端に、ゴウソのような側小穂を付けた植物が点々と生えています。草丈はゴウソと同じくらいですが、側小穂はもっと細長い印象で、あまり枝垂れずに横向き傾向ですね。たぶん、ゴウソの仲間でしょう。
二枚とも2021.6.14撮影
先日購入したカヤツリグサ科の図鑑 . . . 本文を読む
登米市登米町日根牛地区南部、山地中腹の林道を北へ歩いて行くと、山側法面の低木に幾つか赤い実が生っています。これはウグイスカグラの実で、よく見ると完熟して半透明になっていて、中の種子の部分がうっすらと透けて見えます。小さな木ですから実の数も少なく、5~6個しか生っていない木もありますし、多い木でも15個ほどでしょうか。そこそこ整った林道ですから、法面も数年に一度刈り払いされ、木が太れないのでしょう。 . . . 本文を読む