私がいつも伺っている青木新門さんのHPからシェアさせていただいた。写真には新門さんの詩も添えられている。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~amitaabha/boy.html
この少年は戦後どんな人生を歩んできたのだろう。年齢は私と同じ歳くらいだろうか。小学校1,2年生だと思う。噛み締めたこの唇どんなに苦しかったことか。
こんな思いはもう懲り懲りだ。戦争がどれほどに酷いことかこの写真の少年を見れば分かるではないか。
戦争に進むことだけは許せない。人間を国を破壊する原発も然り。
私は戦時中川崎の溝の口に住んでいた。川崎にはあの頃軍需工場が多かったのでアメリカの襲撃は激しかった。一日のうち防空壕と家を何度往復したかわからない程である。
逃げ惑う頭上で低空飛行で襲撃をされた事も多々あった。あまりの激しさに私と妹は父の山梨の実家に疎開させられた。疎開先でも食糧難で従兄妹達が4人もいる家なので私と妹は親戚とはいえ辛い日々を送ることになった。
父母弟(赤ちゃん)が暮らしている川崎と山梨がとてつもなく離れていることは分かってはいても妹の手を引いて何回家出をしたかわからない。いつも駅で叔母さんにつかまるのだ。お金はないのだから汽車に乗ることはできないのに駅に向かうあの時の気持ちは小学1年生と4歳の妹にとっては辛さを通り過ぎたほどのものであった。
戦いはどんな理由があろうとやってはいけないことだ!!!
今日昼頃Gの声が聞こえる「お~い!なにか咲いたぞ」 そういえばだいぶ前から蕾はあったが朝顔のようにすぐ咲かないので忘れていた。今年は3種類くらい種を蒔いたが白い朝顔は咲いたが蒔いた場所が悪かったのか伸びが悪くて諦めていた。
一つだけやっと咲いたヒルガオの花 真っ白で大きな花 慌ててデジカメで一写
こんなに暑いのによく萎れないわねと呟くとそばでGが「昼顔だから昼咲くんだろうよ」
そうか朝顔ではなかったんだ。これがヒルガオだったのね。出かける前に咲いた姿を見せてくれてありがとう!!!
来年はもっと陽の当たるいい場所に植えてあげよう!